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トランプ大統領、4月6日~7日、習近平と会談へ(宮崎正弘国際ニュース早読み)

2017-03-14 | アメリカ情勢
「何を言い出すか判らない大統領」。ゆえに日程は暫定的と中国筋
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米国高官の情報として英紙フィナンシャルタイムズが報じた(3月14日電子版)。トランプ大統領は中国の習近平主席をフロリダの別荘に招き、米中首脳会談を開く予定だという。(日本時間3月14日午前四時時点で、アメリカのメディアはどこも報じていない)。

サウスチャイナモーニングポストは、その日程が4月6日と7日だと奉じる一方で、中国側の情報として、「何を言い出すか判らない大統領」ゆえに、この日程は暫定的としたという。

米中関係はトランプの中国批判が強かったため、冷却気味だった。こうした米中の対決構造は北朝鮮のミサイル実験、金正男暗殺事件という、突拍子、鉄砲玉に遭遇して以来、「水入り」となった。

「中国は一つ」という原則に拘らないとトランプvs習近平の電話会談で、トランプが言い出した時、中国は真っ青になったが、およそ一ヶ月後の電話会談では「一つの中国」に「留意する」という従来の原則は変わらないと言い換えた。

これを好気と、中国は楊潔チ国務委員(前外相)をすぐに訪米させ、強引に大統領と面会した。このとき僅か五分の面談だったが、習近平訪米、首脳会談の段取りを決めたとみられる。

トランプ大統領の当選直後、キッシンジャーが北京を訪問し、習近平とあっている。そのうえで、キッシンジャーは弟子のひとりマクファーランド女史を「大統領安全保障担当副補佐官」に送り込み、さらには国務長官にティラーソンを推薦した。

ティラーソン国務長官は明日(15日)、来日するが、18日には北京入りする。どうやら、こうした動きを見ているとトランプが予備選、本番選挙中に言っていた中国に制裁を課すなどという強硬路線は、精彩をかいてきた。

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