東アジア歴史文化研究会

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中国の国家戦略図「2050年極東マップ」

2018-06-20 | 日本の安全保障
中国の「2050年極東マップ」の記事は2012年に一度掲載しましたが、この度6月27日ペマ・ギャルポ氏(拓殖大学日本文化研究所教授)に講演していただきますので、衝撃的内容なので再度紹介したいと思います。

ペマ・ギャルポ著『最終目標は天皇の処刑 中国「日本解放工作」の恐るべき全貌』の中に恐るべき内容がありました。タイトルそのものも実に衝撃的ですが、中国の対日政治工作は最終的にここまでやろうとしているのかと、寒々しい思いになりました。中国人の「日中友好」の言葉の根底にある悪意、国家的利己主義を知っておかなければならないと思います。

地図「2050年極東マップ」というものをご存知でしょうか。中国外務省から流出したものとして、近年ネット上で話題になったものです。この地図を見ると、朝鮮半島は「朝鮮省」、日本列島は分断され「東海省」と「日本自治区」になっています。出生率低下で日本はどんどん減少するので、日本列島の西半分に溢れ出た中国人を1億人単位で移住させて「東海省」とし、少数民族となった日本人を東半分に強制移住させて「日本自治省」にするという。

これについて「SAPIO」(2009年12/23・1/4号)において浜田和幸参議院議員が次のように述べています。(引用元:JANJAN記事)

「私が初めてこの手の地図を目にしたのは、騒ぎになるよりも前、今から2年ほど前である。中国に駐在していた経産省の知り合いの官僚が帰国したので、久しぶりに会って話をしたのだが、『中国外務省の役人からこんなものを渡された』と地図を見せられた。地図に込められた禍々(まがまが)しい野心に、強い衝撃と怒りを感じたことを今もよく覚えている」と。

何とも衝撃的なロードマップです。覇権主義中国の戦略はまず台湾を、次に沖縄を版図に組み込む。そして、最後は日本列島ということになります。第二期工作要綱に書かれているように、もし日本人民民主共和国が誕生したら、このような事態になりかねません。(参照『最終目標は天皇の処刑 中国「日本解放工作」の恐るべき全貌』)

そういえばかつて中国の首相だった李鵬がオーストラリアで「20年経てば日本と云う国はなくなっている」と言ったと、TVタックルで話題になったことがありました。これはただの噂話の類ではない。


「この前、ちょう どAPECを控えて、我が自民党でご承知のようにAPECの問題でアメリカとオーストラリアに行ってもらったんです。そのときに、オーストラリアのキーティング首相(司令官では?)がこう言ったんです。中国の李鵬さんと会ったらどう言ったかといいますと、日本とのいろんな話をしたら、いや日本という国は40年後にはなくなってしまうかもわからぬと、そう言ったというんです。これはうそじゃありません。これはほかの先生みんな言っているんですから。それくらい軽視されているわけです。ある意味では」(笠原潤一参議院議員)
参議院 (1996-11-08). "参議院会議録情報 第134回国会 国際問題に関する調査会 第2号

日本の国益を守るために、中国の悪意のある策略を真剣に考えなければならないときに来ていると思います。

中国に侵略された亡命チベット難民として、中国の謀略を体験しておられるペマ・ギャルポ氏(拓殖大学教授)に6月27日(水)午後6時半、第147回東アジア歴史文化研究会(テーマ「犠牲者120万人祖国を中国に奪われたチベット人が語る-中国の侵略に気づいていない日本人」)で語っていただく予定です。奮ってご参加いただきたいと存じます。

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1 コメント

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このマップ?!? (関東太郎)
2021-10-26 12:50:28
ご紹介のマップは、貴殿のところだけではなく、各所で見るのですが、皆さんが言われている中国外務省が作成したと言われる原版を見たことが無いのです。
このよく見るマップは、『ロシア』等カタカナですし、他も中国が主として用いる簡略字日本の漢字なので、デマなのかなとも考えてしまいます。

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