【その3】オーダー家具、注文家具はかくれんぼがお得意♪ | オーダー家具、注文家具に囲まれた暮らしの日記

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祖父の代から続く東京のオーダー家具、注文家具専門の木工所に生まれました。オーダー家具に囲まれて暮らすこと43年。オーダー家具と既製品、何がどう違うの?失敗しないオーダー家具の選び方って?等々、オーダー家具ベテランユーザーとして色々綴っていきます。

こんにちは、ちぃです(^O^)
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前回の記事、

注文家具、オーダー家具はかくれんぼがお得意♪ その2

の続編です('-^*)/

※前回、最後に注文家具、オーダー家具のなぞなぞを出して終わっています。今回はその答え!

今回はネタばらしになっちゃうので、前回の記事を読んでから先に進んでね~( ´艸`)

前回記事: 注文家具、オーダー家具はかくれんぼがお得意♪その2

ところで~、、、それ以前の記事、【その1】は読まなくて大丈夫!?


と思ったそこのあなた!よく気が付きました(^O^)

全然大丈夫よぉ~大丈夫o(^-^)o

だって・・・

そんな記事存在しないもん( ̄▽+ ̄*)


いや、あのさぁ、前回の記事を書く時、長くなるから答えは次回にしよう~( ´艸`)

なーんて次回に思いを馳せていたら、無意識のうちに「その2」とか付けちゃってたんだよね(>_<)

ほいで、この記事書きながらそのことに気付いて・・・もう、だいぶ時間も経ってるし、いいかなって(/ω\)


というわけで。はい。前回のクイズ。

まずはこの画像をよ~く見て!何かがかくれんぼしています( ´艸`)

btv3 
この画像に写っている「あるもの」を使用するために、一つ、どうしても必要なものがあるけれど、それが写っていないんです。

さて、かくれんぼしているものは、何でしょうか!?

答えは・・・



コンセント(^O^)


「あるもの」→テレビのことね('-^*)/

テレビを使用するためには、テレビのコードをコンセントにつなぐ必要がありますよね。


ではもう一度うちの壁面収納家具をご覧ください。
さあ!目を皿のようにしてコンセントを探して探して~(@_@)

b居間全景2 
btv3 
分かったかな( ´艸`)

って、ごめんなさい。

実は、どんなに視力の良い方でも見えません。だって完全に隠れてしまっているから(^O^)


なぜ隠れているのかというと、そこには住宅と家具の絡みという事情があるんです。

壁面収納家具を設置する場合、部屋の壁に沿っているためコンセントをふさいでしまうケースが多いです。

そうすると、そのコンセントが使えなくなってしまうのね(>_<)

そこで解決策は2つ('-^*)/

◆ 解決策その1 コンセント自体の位置を移動

コンセント自体の移動ということは、電気屋さんに別途工事をお願いすることになります。いわゆる、「電気工事」です。


コンセントの位置を全く別の場所(壁面)に移動することもできれば、家具にコンセントを埋め込んでしまうことも可能です。

家具に埋め込む場合は、電気屋さんによる工事と、家具職人による家具そのものの細工両方が必要です。

自由度の高さが魅力ですが、その分工事の規模も費用も大掛かりになってしまうことがしばしば・・・


◆ 解決策その2 壁はそのままで、家具のみに細工をする。

コンセント位置はそのままで、家具に細工をしてコンセントが使えるようにします。

私の家の壁面収納家具はこちらのパターンです(^O^)  って言われても・・・

なんのこっちゃ(`Δ´) ?

だよねぇ( ´艸`)

はいでは説明しますよ~('-^*)/

まず、コンセントの位置。ここです!!
コンセント13丸で囲んだ辺り、扉の裏側。完全に家具でふさがれています(>_<)  

気を取り直し~次に、テレビの配線経路を探してください。
b居間全景1 
btv2  
まったく見えないでしょう ( ´艸`)

ではテレビの裏側をお見せしましょう~

btv10 テレビの真上から、裏側を覗き込んだ画像です。

テレビの裏側、普通に生活している分にはほとんど見えない場所に穴を開けて、そこにコンセント類を通します。

それでこちらは、テレビ台を横から見た画像('-^*)/
btv11 
コンセントが入っていくところの、丸くて白い蓋みたいなものは手でスポっと取れるので、たくさん配線したいときには外した状態で線を通して、後から蓋をします(^O^)

このコンセントまでの配線、正面から見ると・・・
btv3
全然わからないでしょう( ´艸`)

さて!白い蓋の付いた穴に入った配線は・・・


TV配線家具の内部を、矢印の方向に進みます(^O^)/  
コンセント14  
配線は、家具の後ろ側を通っています。

ちょうどテレビの下には引出が3箱ありますが、完全に引出の後ろ側を通っているので全く邪魔になりません。

引出の裏を通り抜けた所は、こんな感じ。(上の画像を、角度を変えて見たものです)
コンセント9 

配線は、そのまま反対側の端っこ(壁)まで進んでコンセントに到着で~す(=⌒▽⌒=) 

コンセント5 
コンセントのある場所に、ピンポイントで家具に穴を開けています。

もちろん、事前に穴を開ける場所を考慮して家具を製作しているため,
強度は全く問題ありません(^O^)


はい!これで、追加の電気工事などをせずにコンセントを使えるようになりましたo(^▽^)o

実はこのコンセントをより快適に使用するため、もう一つ家具にある細工を施してあるんです。

ほんと、職人さんの知恵や技術ってすごいなぁと実感しちゃったぁ(〃∇〃)

それはまた・・・次回ね( ´艸`)

☆うちの家具は東京のオーダー家具・注文家具製作専門の
橋本木工 で製作しました。

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