昨日の茨城県沖M5.2地震の再精査 | 地震大国に住む神やんの考察

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母親の住む実家と父の眠る墓地が千葉の海沿いの町にある為に、次におこる「房総沖巨大地震」を予測する為日々危機感を持って精度を高めるべく切磋琢磨しております。

こんにちは。 (-ω-;  神やんです。

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03/27 17:01 福島県沖 M3.8 深さ40キロ
03/27 17:25 紀伊水道 M3.0 深さ ごく浅い
03./27 20:17 岩手県沿岸北部 M3.6 深さ110キロ
03/27 21:32 福島県沖 M4.8 深さ10キロ
03/27 23:39 福島県沖 M4.8 深さ10キロ
03/28 04:09 台湾南東沖 M4.3 深さ16キロ
03/28 09:42 熊本県熊本地方 M2.6 深さ10キロ
03/28 11:05 宮城県沖 M3.7 深さ50キロ
03/28 11:18 福島県沖 M3.8 深さ10キロ
03/28 11:51 千葉県北西部 M3.6 深さ80キロ


●03/27に考察の福島県沖でM4.8、M4.8M3.8、M3.8、紀伊水道でM3.0、熊本県熊本地方でM2.6、宮城県沖でM3.7、千葉県北西部でM3.6の地震が発生しました。

●03/26に考察の岩手県沿岸北部でM3.6の地震が発生しました。


20150328

2015.03.23~2015.03.28の震源地図



■火山設置地震計の観察
・有珠山・・・数値は昨日並みでノイズは多くなっている。
・岩手山・・・緩やかに下降。
・那須岳・・・福島沖群発地震の影響で非常に乱れている。ノイズも最大級。
・浅間山・・・波形と数値は昨日と同程度だが、ノイズが多くなっている。
・富士山・・・波形と数値は昨日と同程度だが、ノイズが多くなっている。
・伊豆大島・・・波形と数値、ノイズ量は昨日と同程度。
・三宅島・・・波形と数値は昨日と同程度。
・阿蘇山・・・高いレベルで推移しているが若干低下した。
・霧島山・・・波形、数値は昨日と同程度、ノイズが非常に多いものの若干少なくなった。


現在までに岩手沿岸北部から千葉県北西部まで幅広く地震が発生しています。

特に福島県沖で集中して発震しています。


昨日の茨城県沖M5.2のアウターライズ地震について再精査したところ、2014年10月07日にもM4.8のアウターライズ地震があったことがわかりました。

ここは昨日の震源地から10キロ程度北東に位置します。

同日と2014年10月06日には岩手県沖でもM4.6,M4.1のアウターライズ地震が発生していました。

この後、青森県東方沖で10/11にM6.1(最大震度4)を最大とする群発地震が発生しています。

更に茨城県沖、千葉県沖でM4クラスの地震も発生していました。


今回発生したM5.2と前回のM4.8の破壊力をTNT爆薬に置き換えると、M4.8は239トン分に対し、M5.2は凡そ4倍の951トン分に匹敵します。

これだけのストレスが周辺地域に拡散されれば、連鎖的に次の発震が有ってもおかしくないように思います。


火山設置地震計では、那須山のノイズ量が過去最大級になっています。

福島県沖の群発地震を拾っているのだと思いますが、今までの地震に比べると乱れ方が大きくなっています。

2月中旬の三陸沖群発地震の際にもこれに似たノイズが出ていました。

東日本地域では注意が必要だと思います。


【北部観察】
応力配置による発震確率の高い地域は、カムチャツカ半島沖、千島列島沖、択捉島沖、北海道東方沖、石狩地方、胆振地方、日高地方、釧路沖、岩手県内陸北部・沿岸北部及び沖合、秋田県沿岸北部、山形県村山地方、宮城県沖、福島県浜通り及び沖合上越・中越地方となっています。

【東部観察】
応力配置による発震確率の高い地域は、栃木県北部、茨城県北部・南部及び沖合、千葉県北東部及び東方沖、伊豆諸島近海、父島沖、東海沖、和歌山県北部、大阪湾、伊予灘、徳島県北部及び沖合、島根県東部・西部となっています。

【南部観察】
応力配置による発震確率の高い地域は、グァム島近海、台湾周辺、西表島近海、沖縄本島近海、奄美大島近海、トカラ列島近海、薩南諸島近海、宮城県南部、熊野灘、大分県中部となっています。