みなさま こんにちは バウミャウクラブ です。
今年春より、バウミャウショップの不具合で一時的にショップを閉鎖しておりましたが、先日、デザイン新たにリニューアルオープンいたしました。ぜひ一度ご覧頂けましたら幸いです。よろしくお願い致します。
みなさまのご来店お待ちしております(^◇^)
本日は「血統の話し猫編」です。
猫にもさまざまな種類がいることはご存知でしょうか。
(写真)ロシアンブルー
世界的な猫種登録協会のひとつCFAでは、現在41品種の猫種が登録されています。
他の協会、クラブなどから公認されている猫種を合わせると、100種類以上にも上ります。
また、他に類を見ないオリジナルな特徴を持っている猫種を血統猫と言います。
血統猫は、後世にその品種を伝え残していくという意義も持ちます。
これら血統猫が誕生し、確立されるまでの流れをご紹介します。
〇品種誕生
猫の品種誕生には、主に3パターンが挙げられます。
1.土着猫
各地域の気候風土の影響で自然に変化した外見に、人の嗜好などが加えられた事で特徴的な要素を持つ猫になります。
独特な体型、毛質、毛色を持つ猫を見出し、血統管理、選択交配、淘汰を繰り返します。
2.突然変異による猫種
耳の折れた猫、尾のない猫、被毛が委縮した猫といった突然変異の猫種は自然環境下の近親交配などにより、遺伝的変化が生じた結果誕生します。
3.ハイブリッドの猫種
既成の猫種を掛け合わせることで、計画的、人為的に先出された猫種です。
理想とするスタンダードを描き、遺伝学の知識を用いて理想に近づくように交配を行います。
〇猫種の公認と存続
まず、品種の保存と存続のために必要な猫数と繁殖者の人数を確保し、それぞれの猫種のブリードカウンシル(専門ブリーダーによる猫種評議会)によって、その猫種のオリジナルな特徴を表現したスタンダードが設定されます。
次に、遺伝的な疾患や性格、健康状態などが調査され、問題がなければ、血統登録が開始されます。
最後に数年間問題がなければ、公認種となります。
〇血統書
血統書とは、血統猫の純血を証明するものです。
登録番号や名前、猫種、毛色、生年月日、両親及び祖先の系図、繁殖者、所有者の必要事項が記載されています。
また、キャットショーで獲得したタイトルの記載もあります。
血統書があったり、純血種であることで、猫の購入価格が高価になることが考えられますが、そうでない猫でも猫の可愛らしさに変わりませんね。
ペットの猫ならば、なおさら血統や純血種にとらわれることなく愛情いっぱいに飼ってあげることが1番ですね。