犬の椎間板ヘルニア | ペット専門のお家リフォーム屋さんのブログ

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みなさま こんにちは バウミャウクラブ です。

 

ブログを見て頂きありがとうございます。

 

8月も残りあとわずかですね・・そして今年も残り・・・(;^ω^)

 

年を取ると本当に一年があっという間ですね!

 

さて本日のお話は

 

「犬の椎間板ヘルニア」についてです。

犬の椎間板ヘルニア

 

突然、「キャーン」と鳴き、脚を引きずったり、動けなくなった。背中を丸めて寝ていることが多い、もし、そんな症状が出たら、椎間板ヘルニアかもしれません。椎間板ヘルニアは、背骨と背骨の間にあるクッションの役割を果たす椎間板が変性してしまい、背骨の中を走る神経を圧迫してしまう病態だと考えられています。そして、神経に対するダメージにより、痛みから麻痺に至るまで様々な症状を示すと言われています。

 

 椎間板ヘルニアには、好発する犬種やかかりやすい年代があります。軟骨栄養性犬種では、3歳から6歳でかかりやすく、ダックスフンド、ペキニーズ、シー・ズー、プードル、ビーグルが罹患しやすいと言われています。また、非軟骨栄養性犬種では、8歳から10歳でかかりやすく、ジャーマン・シェパード・ドッグ、ラブラドール・レトリバーが罹患しやすいと言われています。

 

さて、椎間板ヘルニアではどのような症状がみられるのでしょうか。背骨といっても長いので、部位別に紹介していきたいと思います。

 頸部椎間板ヘルニアの場合には、頸部の痛み、こわばり、前足のびっこ、首の筋肉の硬直なとが出るようです。食事の際、頭を下げることを嫌がることもあるかもしれません。

 胸腰部椎間板ヘルニアの場合には、背中の痛み、背中を丸める姿勢、脚を引きずる、または歩けないなどがみられるようです。ひどくなればなるほど症状も重く、後肢だけでなく、膀胱の麻痺が出ることもあると言われています。

どの程度、神経がダメージを受けているのかによって症状の重症度が違ってくると言われていますが、実際に神経がどの程度ダメージを受けているのかは病院で造影検査や、MRI検査などを受け、詳しく調べてもらわないと分かりません。

 

 椎間板ヘルニアは治るのでしょうか?重症な状態ですと、手術やその後のリハビリが必要になることもあるそうです。手術をしなくても、消炎剤や鎮痛剤を投与しながら、ケージレストといってケージに入れて安静に過ごすことで回復が見込めることもあるようです。

 

 好発犬種を飼われている方や、これから飼おうと考えている方は日々の様子をよく観察し、普段とは異なる様子が見られたら動物病院へ行かれるとよいですね