<見直しますと、有るものです>
この所、雲が多いものの晴天が続きます。
そんな気持ちの良い五月晴れに誘われ、昨日は海岸沿いをオートバイで走って来ました。
詳しくは、またの機会にお話しましょうか?
先日、タイヤ3年毎交換は変じゃないの? とのウンチクを捻りました。
昨年でしたか、積載重量に付きまして記事UPしたのですが、今日はもう一度見直して見ました。
昨年の記事は此方ですから、参照願いますと理解が深まると思います。
http://blog.goo.ne.jp/kenycorde/e/1b791846558ca9ffb1f9ec468316afda
タイヤが本来持っています、寿命を真っ当うさせるには正しい使用が不可欠な事は言うまでも無い事です。
正しく使ってこそ、長寿命、お財布にも優しく成るのです。
では、タイヤに取って(車輌に取って)正しく使うとは、積載重量を守る事です。
乗用車では、問題にも成らない積載重量ですが、キャンピングカーの場合、リヤキャリア、ルーフトランクボックス等に依り、過積載傾向に成ります。
そんな観点に立ち、もう一度、積載重量に付いてコルドバンクスの取扱説明書(以下 取説)を見直しました。
そうしますと、不思議な事が有ったのです。
取説 89ページに、”重量チェック表~コルドバンクス 別添1”があります。
【赤四角 車輌総重量】
2WDガソリン ABF-TRY230改 これが小生のコルドバンクスに当該します。
ガソリンエンジンは、ディーゼルエンジンに比較し同一排気量であれば、重量は一般的に軽いのです。
にも関わらず、
2WD ガソリン 3650Kg
2WD ディーゼル 3400Kg
4WD ディーゼル 3400Kg
との表示です。
これは誤植でしょうか?
4WD ディーゼルエンジン搭載車輌が、2WD ガソリンエンジン車輌より軽いハズは無いのです。
コルドバンクスの場合、4WD ディーゼルエンジン搭載車輌は、まずディーゼルエンジンがガソリンエンジンに比較し重い、更に4WD化に伴う駆動系が2WDに比較し重く成るのは常識的な事です。
(エンジン排気量はディーゼルが大きい)
【桃色四角部 前軸重】
2WD ガソリンから4WD ディーゼルまでが、総べて同一重量と記載されています。
1800Kg
ここも本来は、ディーゼルエンジン車輌の前軸重がガソリン車輌に比較し、重いハズです。
推察ですが、重量測定は実施していないとか?!
【黄色四角部 前軸重】
*取説では前軸重とされておりますが、明らかに誤植で後軸重ですね。
前軸重と同様に、2WDガソリンから4WDディーゼルまで、総べて同一重量が記載されています。
1850Kg
ここまでのお話で、皆様も驚きと言いますか、明いた口が塞がらないと思います。
【問題点と誤植まとめ】
1、車輌総重量 3650Kgと記載されていますのは、正しくは、許容限度荷重なのです。
コルドバンクスのベアーシャーシで有ります、カムロードの最大の許容重量(車輌本体+乗員+燃料+冷却水+オイル+積載物)を示した荷重なのです。
言い換えますと、車輌本体、乗員、積載物総べてを含む重量は、3650Kg以下ですと言う事です。
コルドバンクス ダイニング壁に貼り付けて有りますコーションラベルを御覧下さい。
2、次に3650Kgがベアーシャーシ カムロードの許容限度荷重だとすれば、2WD/4WD ディーゼルも当然ながら、3650Kgと記載すべきものと考えます。
当該ページは、重量チェック表ですから、ディーゼル車輌は、積載重量が少ない事を示す為、3400Kgと記載しているとするならば、それは間違った考え方と言わざるを得ないでしょう。
3、車輌総重量とは、本来、車検証にも示されていますように、道路運送車両法により規定されており、車輌重量+定員重量+燃料+冷却水+オイルを含むものです。
従いまして、車輌総重量との表現は誤解を招く元に成りかねません。
取説に重量の大切さを謳いたい考えは理解出来るのですが、文言は正しく使用しませんと真意が伝わらないと思います。
最後にコルドバンクスの積載可能重量(あくまで計算上ですが)は、
775Kg となりますが、50%の安全率を見まして、1/2の387Kgと言う所でしょうか。
あくまで参考ですが、ディーゼル車輌では約150Kg少ない、237Kgでしょうか?
道端のガザニアは、今年も良いお花を付けてくれました。
殆ど手入れもしませんが、肥料位はやりましょうかね。
キャンピングカーの誤解、意図しない間違いは正し、良い方向に進みたいものですね。
<参考> バンテック