退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#930:器と能力

2017-10-21 13:35:15 | アメリカ便り
今朝母の所に来ると、ベッドの脇にポータブルのトイレが設置されていました。
おしめは使いたくない母。
歩いて5歩ぐらいの病室に付いているトイレに行くのに酸素が必要な母には大変。
用を足してベッドに戻るまでに、大分体力の消耗が激しいです。
もう酸素なしではいられないです。
それでも服を脱いで家に帰ろうとしたり、自分のベッドに寝たいと言ったりする。
酸素ボンベが取れないと家に帰れないと言うと、“こんなものいらない“と言って取ろうとする。
その気持ち十分わかりますが。

わからない題名ですが。
私が長年働いていた研究所は世界最大級でした。
だから、世界中から色々な人種のそして色々の能力を持ったの人がいました。
研究員の半分はPhDと言われる博士を持った人で、3流大学の修士しか持っていない私には羨ましい人達でした、が、こと人間的にも知識的にも尊敬できるかどうかについては???マークでした。
と言うより、そんな人はほとんどいませんでした。
でもそんな中、ただ1人尊敬できる人がいました。
年齢は私と同じで、いっしょにはたらいていたときは家族ぐるみの付き合いをしていました。
でもその人が非常に偉くなったため、自然と遠き存在となりましたが、今、お互い退職したので、また年に1、2回ぐらいはメールのやりとりをするようになりました。
いずれはまた、昔みたいに夫婦で付き合うようになると思います。
その尊敬する人が言ったことをちょっと思い出すことがありました。
“人間の進歩というのは器が先に来る。人はそれに合わせて進歩する。“と。
つまり、能力を備えた人には、“これでもか〜、これでもか〜“、という感じでどんどん昇進させ、能力を伸ばして行くのが良い。
能力が追いつかなくなった段階で昇進をストップする。
当たり前なんですが、この考えは私の働いた大会社では通用しなかった感じがします。

しかし、まだどうしてわたしがこんなはなしをしはじめたかまだ説明をしていませんね。
中国なんです。

中国13億人の総括であるところの5年ごとに開かれる共産党大会で、“半眼の目、怠け者サルそっくりの、習近平”が、中国のこれからの抱負について話していました。
”科学大国、経済大国、技術大国“などなど、好き勝手なことを言ってましたが。
ここで私は、先ほど言った“器と能力を思い出したのです。
習近平って、中国国民中国という国を過剰評価していいるな〜〜と。
能力が備わっていない、国、国民にたいして“大国”という器をくれてやろうとしている。
中国人って平気で、路上うんこ、電車内おしっこをするんですよ。

自国、国民の能力を把握して決断しなければいけないのに、器にそぐわない夢ばかり追いかけている中国政府、恐ろしい。

北大構内の写真です。















ハブグレジュンタのマミー

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
鮮明な写真 (鈴木)
2017-10-22 11:27:46
訪問ありがとうございます
パソコンを開けてブログを見ますと訪問者様がいたのでクリックして訪問しました
暇なのでブログを読んでいます

手術後のリハビリは順調に進んでおります
病院の皆さまには感謝です

北大構内の野鳥が鮮明なので驚いています

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