ベンベンベン♪ベンベンベン♪

ベン♪ベベ〜ン♪

 

夕べからハマって聴いてます。

 

角川映画第一弾「犬神家の一族」のサントラ。

聴けばすぐに、当時の記憶が蘇ります。

 

 

「なんかイヤなの〜」

妖しげなサウンドに、

本棚の上で寝ていた光ちゃんが

起きてしまいました。

 

 

「オバケが出るわ〜」

慌てて逃げて行きました。

ヽ(;´Д｀)ノ

 

 

1976年の公開。

自分はまだほんの子どもでしたが、

強烈に記憶しています。

 

 

当時の子どもにとって、

石坂浩二さんといえば

この映画の主人公「金田一耕助」。

探偵といえば「金田一耕助」です。

 

 

坂口良子さんは、この前年から

「前略おふくろ様」のかすみちゃん役、

1980年から「池中玄太80キロ」の

ヒロイン役で人気を博します。

 

この映画ではちょい役ながらも、

猟奇的な作品中、

事件の外にいる唯一の明るい存在なだけに、

かなり強く記憶に残りました。

 

 

音楽を担当されたのは大野雄二さん。

「ルパン三世」（オシャレになって以降）が

今の人にはいちばんよく知られているかも。

70年代の角川映画は

この人の音楽とともにありました。

現在は本職のジャズピアニストとして

活動してらっしゃいます。

 

 

「佐清（すけきよ）、言っておやり！」

大御所女優達の演技合戦もみどころ。

 

ストップモーションや、

コントラストを極端に上げたり、

荒いモノクロ画像に血だけ赤くしてみたりと、

やり過ぎなくらい編集に凝っていて、

市川崑監督のやる気スイッチが

入っちゃったのが伝わってきます。

 

この映画の独特な様式美には、

エヴァンゲリオンも影響を受けました。

 

 

石坂・市川コンビによる

「金田一耕助シリーズ」の映画は大ヒット。

4年間で5作品というハイペースで

作られました。

どれも面白いです。

 

「悪魔の手鞠歌」は第2弾。

 

 

桜もコスプレをしてみましたが……

おはぎを届けに来てくれた

お婆ちゃんになっちゃいました。

うちの子に「猟奇」は無理みたいです。

(=^ェ^=)

 

 

 

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ではまた〜