50の手習い 投資生活で豊かな老後を

ふとしたきっかけで専業トレーダーを志し、投資を勉強していく中で自分と向き合い、人生を振り返る日々の記録

大反省会その1~ロスカットの重要さについて(5)

2017-05-21 09:47:27 | トレード雑感
ロスカットの重要さを天が教えてくれたエピソード第2弾です。

大きな損失を確定したその日、確か先週の水曜日のことです。
下がり続けるチャートを眺めながら、いつかあがるという妄想に駆られていたとき
どうしても外出しなければならず、電車の中で思い切ってクリアにしました。

すると精神的にすごく楽になりました。
大きな損を出しましたが、それ以上損が拡大しないことからくる安堵感です。

それで、やるべきことに集中できたのですが、もちろん大きな損失なので
まったくの精神的ダメージ無しというわけにはいかなかったはずです。

それでその日はおかしなことをたくさんしました。

おもわず「わたしだいじょうぶ?」と心配したくなるほど。

その一つが定期購入時にミスを犯したことです。
六本木で定期を購入したのですが、六本木で買うのだから、
六本木から自宅の最寄り駅までの定期だと思っていました。
最近細かい字がよく見えないので、画面を確認することなくそのまま購入。

ところが、以前購入した定期の記録に基づき、日比谷から最寄り駅までの定期を購入してしまったのです。
そのことにずっと気づかず、再度六本木に用事があり、折り返し六本木まで電車に乗り、改札を出ようとしたときに

ピー!

あれ? なんで?

そこで初めて間違った購入の仕方をしたことに気づいたのです。
区間変更はできるけど、すでに何度か乗っているので、手数料を取られると言われました。

いつもの私なら、「カチン」と来て、なんで定期を購入した当日なのに手数料を払わなければならない?と反発するのですが
ロスカットの教訓が心にきいていたため、少額で将来発生する多額の損失を食い止めることができるなら、絶対その方がいいと
即座に判断できました。

日比谷までの定期を持ちながら六本木まで通うと、往復330円を払い続けなければならず、15回通ったら4950円となります。
払った手数料は1300円位なので、約5000円の損失を1300円に抑えることができたというわけです。

こんな簡単なことに今頃気づいて感動しているなんて、ほんと恥ずかしいです。

トレードは総合的に勝つという視点が大切だということ、肝に銘じます。

ちなみに、定期の件がなければ、レディースデーだったので映画を見に行こうと思っていました。
ポップコーン代も入れたら全部で1600円くらいになっていたのですが、時間がなくて行けなくなりました。
つまり1300円で1600円の支出を防ぐことができたわけです。
ちょっとみみっちいはなしですが、何が損で何が得かを考えれば、キリがないですね。






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