人生黄昏時

 老いを心身ともに感じ

  日々の生活で思った事を記す
  

沖縄の歴史書【2】

2016年05月01日 00時04分24秒 | 日記

   中山世譜

 流球の歴史書をサラ・さらっと、紹介します

中山世譜とは

沖縄最初の正史羽地朝秀によって編纂されたもので

『中山世監』を蔡鐸(さいたく)によって漢文で訳し

記事の増加と訂正して

1697年から1701年にかけて完成した

俗に蔡鐸本といわれている

 

琉球開闢説話による天孫王統に始まり

舜天王統から第二尚氏王統の

十二代目尚益王(1710年~1712年)

まれの王家の実績と系譜が記述されている

 

中山世譜は歴代国王の伝記を中心としているが

中国明王朝との関係特に朝貢関係を詳細に記されている

正巻五巻、附巻一巻に加え尚豊王の子

二人の伝を収めた附巻一巻

七巻七冊から成っている

 

蔡鐸本は正附両巻から成っているが

正巻は流球と中国の関係の記事を中心に記述され

附巻は、琉球と薩摩藩との関係が記されている

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 沖縄の歴史書【1】 | トップ | 沖縄の歴史書【3】 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事