やってはいけないギフト広告 '17.夏 Vol.1 | 福岡のマーケティングコピーライター・言ノ葉家の視点。

福岡のマーケティングコピーライター・言ノ葉家の視点。

明太子日本一のふくや様から直接指名受注し、高くて売れなかった最高級品のブレイクに貢献。
商材の本質的価値向上に没頭したい企業のため、コピーライティングを中心にマーケティング支援。
チラシの反響ほぼ10倍の実績も。
※福岡商工会議所にてマーケティング講師歴あり

 

例えばこれを書いたのも素人さんです。

なぜならプロはこんな時、ラッセンのような著名人でない以上、

「そんな人知らんしw」という読後感にさせず、

購買意欲を最大化させるために、

「書く技術」を駆使するからです。

 

 

「書く技術」を学んだことがない販促担当者が

「とにかく売ろう!」と思って書くと、

例えばこのように、

「老舗カフェの商品を仕入れて売ってるのに、

百貨店のオリジナルってどういうこと?」

という疑問が残り、最悪の場合、

「誇大広告に騙されないように気を付けよう」

という警戒心を持たれます。

 

「読む価値を最大限に。 

読む負担を最小限に。」 

というスローガンも使う言ノ葉家としては、 

「ミニサイズ」か「小さく」は、 

「どっちかで良くね?」 と言いたくなるわけで…。

 

このように、そもそも夏らしいわけもなく、

夏らしい商品も作らず、 言葉だけ取り繕って 

「ラクして儲けたい」欲が丸見えの企業はもう、 

「終わりの始まり」という時期かもしれませんね。

 

本来、新鮮さをアピールするなら「製造」と書くべきなんですが、

なぜ「包装」なのか? 

製造と書けない「深い事情」があるか、 

あるいは書くことに向いてない素人さんが疲れていたのか… 

どちらにしろ、ちょっと残念ですね。。。

 

このセールス文を書いた販促担当者は、

「メルティング質」が業界用語であることを認識せずに書いているため、

販促効果が限定されます。

そして

「コピーやセールス文は

商品を熟知している自社メンだけで書くのが一番」

とか言っちゃってる三流経営コンサルタントは、

だから世間知らずなのです。

 

製法の特徴を書く以上は(買い手のリテラシーに頼らず)

それがもたらすユーザーメリットにまできちんと落とし込む… 

というセールスライティングの基本を知らなかったり、

つい忘れてしまうなら、

近所のコピーライターに書かせた方が、確実に売れるでしょうね。

 

いや、だからなんで

「他のハウスみかんとの差別化ポイント」や

「夏にみかんを食べる贅沢」ではなく、

小学校の社会の教科書にも出てる「ビニールハウスの機能」を書いちゃうの?!

…と言っても「書く技術」を知らない販促担当者

日頃の仕事のついでに書いてるなら仕方ないかもね。 ┐(´д`)┌

 

 

せっかくメディアコストを割増して枠を広げても、

「写真さえ良ければキャッチコピーなんて別に良くね?」と考えて、

3行中2行もセールス文と被せてしまう企業が絶対に知らないこと… 

それはコピーライティングの改善だけで、

ネット通販の売上が1億アップすることもある… 

という事実です。

 

 

言ノ葉家としては、

「熟練の包丁さばき」はカットして「塩」を掘り下げる方が売れるのでは?

と考えます。

 というのも「熟練の包丁さばき」がモノを言うのは、

厚切りよりも薄作りと思われるので…。

 

売上をガタ落ちさせる経営判断とは?

 …それはデザインが大好きでデザインだけを学んで来た

(書くことに向いてない)デザイナーに、

無理やりセールス文まで書かせて、 仕様とモロカブリすることです!

 

まさにデザイナーの自己満ポエム!w

というのも「フォトジェニック(=写真写りが良い)」を基準に

お中元を選ぶ人なんて滅多にいないし、

そもそもデザイナーやカメラマン以外で意味がわかる人がどんだけいるの?

 って話ですから。 ┐(´д`)┌ヤレヤレ

 

細かいことですが、イカが入ってる以上は魚ではなく「魚介」ですね。

そして「そんな細かいこと別によくね?」と思ってしまう企業は、

言葉に対する詰めの甘さから、

 「多分大丈夫だろうけど、もし違ったら嫌だから他で買おっ!」

…みたいなことが、多々あるでしょうね。。。

 

これを読んで

 「そんな普通のことが特徴になってしまうなら、もっと安いヤツ探そ!」

と思う人々は、当然大勢いるでしょう。

 で、それが嫌なら普通にヒアリングして書くコピーライターを使うべきでしたね。

 

経費節約のために、

デザイナーにデザインのついでにセールス文まで書かせるとどうなるか? 
例えばこのように、お中元カタログなのに、
自分が書いているタイミングが春だから「苺の旬」と書き、
カタログ全体に不信感を与え、
 デザインと印刷の経費も無駄になりやすいのです。

 

「明治33年創業」であれば、

2,3年前に創業した同業者でも言ってそうなことを

目標に品質向上に努めていることよりも、 
もっとブランドアピールになることが他に必ずあるはずなんですがね…。

 

セールス文を書く枠がこれしかないなら、 
商品名と被ることは書かず、 
お菓子の郷土色を一つだけでも具体的にアピールした方が売れますが、 
書くことに向いてない素人さんが日頃の仕事のついでに書いたなら、仕方ないでしょう。
そう、たとえ何回コピーライティングセミナーに行ったとしてもね…。

 

 

これでも悪くはないんですが、 せっかく「高度な栽培技術」があるなら、

写真を小さくしてでもその具体例を一つでも挙げた方が売れるでしょうね!

 

 

デザイナーに、デザインのついでにセールス文まで書かせると、

 「スーパードライとビールを両方書いたらおかしくね?」とか

 「そもそもニコライ・バーグマンって誰?」 という読者感情を想像せずにテキトーに書き、

広告効果がガタ落ちすることがあるので注意が必要です。

 

コピーライターならこんな時、味の特長を聞き出して書きます。

なぜなら表皮が黒くても購買意欲に直結しないことを理解しているからです…。

 

コレを書いたのも素人ライターさんです。

なぜなら「ピオーネと」の後に「、」がないとわかりづらいことを理解できていないからです。

 

コピーライターであれば、一文の中で一つの商品に対して

 「ように」と「ような」を両方遣うことはありません。

 なぜならそうすると、結局ボワンとして購買意欲が上がりにくいからです。

 

電車に鎌倉と書いてあれば確かに「鎌倉繋がり」のビジュアルだけど、

 ハムの広告効果の観点から見ると、 やはり「職人の手仕事」とか、

 ココのルーツである英国人の写真や肖像画の方が売れるのでは?

 

エッジの効いたネーミングで隷書体のロゴもマッチして期待感を充分持たせてるのに、

 「オーナー」等の役職名を出さず、

無駄に繰り返して「しつこさ」を出してしまうとはもったいない!

 「広告はビジュアルさえ良ければイイ」と考えている企業は、

だからブランドを作れないのです。

 

いかも入ってるのに「魚好きにはたまらない」って、

僕がいかならグレるね! ( ̄∀ ̄)

 

ぜんぜん昆布の上に盛り付けてないのによく書くよなぁ。。。

 

3品セットでも4000円なら、「最大約1.6kg」も書くべきですね。

なぜならボリュームがわからないことには、

 「購入対象」ではなく「節約対象」と見る読者も現れてしまうので…。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 

 

 


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