2014年12月20日

全量買い取りで電気料金世界一を目指す?日本



2年半前のブログ。

試練の夏。計画停電、買取法実施で電気料金値上。(372log@姫路)
「電力会社は電力を買い取る義務が生じる」というと電力会社に厳しい法律のように聞こえますが、電力会社は利用料金に転嫁するのですから、「電気の利用者に負担の義務が生じる」のと変わりません。
ドイツの電気料金が(主要国で)世界一になったように、この調子で行けば、日本の電気料金がドイツを抜いて世界一になる日も、そう遠くない気がします。
世界に類を見ない高額な買い取り価格を設定した日本ですが、産経新聞による(当時の)民主政権たたきの餌食になっています。

もろくも崩れた「全量買い取り」 再エネ普及の起爆剤、見通し甘く(SankeiBiz)
再エネ買い取り費用は電力料金に上乗せする形で徴収されている。経産省の試算では、すでに設備認定された電力をすべて受け入れたと仮定すると、毎月の電気代が約700円も上がることになる。
普及を加速させようと、思い切った買い取り価格を設定したのでしょうが、幸か不幸か多くの事業者が参入しました。
ドイツはやめる方向らしいですが、日本もやめるんでしょうか?

参考
またも菅直人氏の悪しき“置き土産” 再生エネ買い取り制度2年で崩壊 矛盾続々…(産経ニュース)

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Posted by miki at 01:42│Comments(0)社会
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