教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

天木直人のブログ 東レデータ改ざんを告発したのは2チャンネルの書き...

2017年12月05日 13時27分06秒 | 国際・政治

東レデータ改ざんを告発したのは2チャンネルの書き込みだった

2017-12-05
販売中の週刊朝日(12月15日号)が教えてくれた。

 東レデータ改ざんが発覚したのは、インターネット上の匿名書き込みサイトである2チャンネル(いまは5チャンネルになったらしい)の投稿だったという。

 この書き込みを見た消費者や株主から東レに問い合わせが続出し、東レ社長は記者会見を開いて認めざるを得なくなったのだという。

 なるほど。

 これで合点が行った。

 だから東レ社長は、不機嫌な顔をして、改ざんを知っていたが公表する必要はないと思っていた、などと、開き直っていたのだ。

 もし、この週刊朝日の記事が真実だとすれば、2チャンネルは大殊勲をあげたということだ。

 いうまでもなく東レは榊原経団連会長の出身会社であり、榊原経団連会長は安倍政権と運命を共にする御用財界トップだ。

 これを要するに、2チャンネルはこの国の最高の権力者に鉄槌を下したということだ。

 安倍政権のいかさまぶりを誰一人追及できないこの国の無力な政治家たちに、国民はウンザリしている。

 そんな時に、インターネットの匿名書き込みサイトのひとつの投稿が、権力者のウソを満天の下にばらして、見事に大恥をかかせた。

 もはや東レも、榊原経団連会長も、安倍首相も、エラソー顔を出来ない。

 何を言っても相手にされないだろう。

 便所の書き込みと馬鹿にされ、最近では権力者がカネに任せて情報操作してると言われているネット上の投稿だが、それでも、ここまで威力を発揮できるのだ。

 これこそが、我々、名もない、一般大衆の力である。

 民主主義の原点である。

 この週刊朝日の記事は、大手新聞やテレビが一斉に報じなくてはいけない。

 もっともっと国民に知らせる必要がある。

 それほど価値のある週刊朝日の一大スクープ記事であると思う(了)


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