日中韓サミットの年内開催さえ出来なかった安倍外交の失敗
きのう12月8日の産経と日経が書いた。
東京で年内に開催する予定であった日中韓首脳会談を安倍政権が断念したと。
その理由は中国政府が日程調整に応じないからだという。
このタイミングで、米国とともに北朝鮮に圧力をかける日韓と首脳会議を開けば、北朝鮮の暴発を招くことを懸念しているからだという。
この中国側の対応については、さすがの安倍首相も失望したに違いない。
日中韓三か国首脳会談さえ開けないようでは、日中両首脳の相互訪問などさらに難しいからだ。
だからこそ安倍政権は、せめて三か国首脳会談の年内会談だけは実現したいと、あらゆる機会をとらえ、そして、山口公明党代表や二階幹事長という代理人を通じて、頼み込んできたからだ。
それでも中国は応じなかった。
しかもその理由が北朝鮮に圧力一辺倒の安倍首相とはいまは会談すべき時ではないというのだ。
安倍首相ではアジア外交の改善は無理であるという事である(了)