教育カウンセラーの独り言

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2017年08月23日 10時56分55秒 | 国際・政治

小池百合子と若狭勝の間にすき間があると書いた週刊文春

2017-08-23

きょう発売の週刊文春(8月31日号)に見逃せない記事を見つけた。

 その記事は、小池百合子東京都知事が若狭勝衆院議員について、若狭新党構想に不満を漏らしていると言う記事だ。

 いうまでもなく若狭氏は小池都知事の全幅の信頼を受けて、国政進出の新党づくりを始めた。

 少なくともそう報道されて来た。

 若狭氏は、すでに近寄って来る議員たちと協議を重ね、新しい候補者たちの受け皿となる政治塾も立ちあげた。

 私はそれら若狭氏の動きは、てっきり小池都知事の了解を得て、小池都知事と一体となった動きであると見て来た。

 しかし、この週刊文春の記事は、小池氏周辺の者の言葉として次のように書いている。

 「新党構想については、小池氏から一応の了解を得ています。しかし、今の段階で『年内に立ち上げる』と公言する政治センスのなさに、小池さんは失望している。『若狭さんは喋りすぎなのよ』と呆れています」

 この週刊文春の記事は、若狭議員の事を至るところで悪く書いている。

 最近よく見られるようになった、手のいい、若狭潰し、小池新党潰しの記事に違いない。

 しかし、それを割り引いても、もし、そこに書かれているとおり、新党構想の考え方について若狭氏と小池都知事の間に違いがあるとすれば深刻である。

 なぜなら新党構想について若狭氏が小池都知事の意向に反する事は難しいからだ。

 たとえ若狭氏が、新党は、安倍自公政権に対抗する保守の護憲政党にしたいと考えても、そうならないからだ。

 果たして若狭氏と小池都知事の間で新党構想に齟齬があるのか。

 あるとして、その齟齬はどう解決されるのか。

 その答えは、9月1日に決まる民進党の代表選の結果と、その後に起きるであろう民進党分裂と、若狭氏が発表する新党に参加する顔ぶれをみればわかる。

 小池新党が新党憲法9条と共闘できる新党になるのか、それとも小池新党は新党憲法9条とは相容れない政党になるのか、その事が、はっきりする時がもうすぐ来る(了)


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