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原子力は現代の人間の力では、未だコントロールできません。自然科学に対しては正直に正面から向き合わなければなりません。自分達の利益の為に、嘘を押し通しても現実は突然目の前に現れます。福島の現状を見ればわかります。安倍総理は前回総理時代に、原発の電源に関して危険を指摘されていたにも関わらず、それを無視して福島の事故が起こっています。また、それに関して何の責任も取っていません。また事故が起こっても知らんふりをすると思います。つまり、原発に何の責任も持たない姿勢です。そんな体制の下、原発など動かしてはいけません。

　日本は地震大国であり、活断層がどこにあるかもわかりません。熊本の地震では、原発が想定している3倍の揺れが観測されています。万が一直撃をされたら、核設備が直接破壊されたら、飛散する放射能は福島の比ではありません。日本全土が危険にさらされています。この組織が国民を騙しているのは、福島の件でも、甲状腺がんの現状を捻じ曲げて伝えたり、アンダーコントロールなどと嘘発言を繰り返している事でもわかります。自分達の利益の為に、嘘を押し進め、何かあっても責任を取らない人達。福島があっても、東電の会長は億の金をもらって辞めています。（退職金など被害者の為に辞退するのは当然なのに、原発関連の人達が信用されない一因にもなっています。）結局国民の税金がつぎ込まれ、我々の電気料金は、被害補償費を足して計算しなければいけません。どれだけ高い電気なのか。それでも大地は帰ってきません。この先同じ事が起こる可能性も高いのです。
原発は、責任を持てる人が、管理する能力を持てる科学力にたどり着いた時に、放射能の生命体への影響を研究しつくした後に、再び考えるべきです。能力も、責任を取る心もない人間が動かす物ではありません。