貧困により失われるナショナリズム | 経世済民を考えるブログ(毎週月曜更新中!)

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緊縮カルトの嘘を打破し、財政出動、国土強靭化により日本の経世済民の実現を目指します!

私は高校卒業してから、

特にやりたいこともなかったので就職もせず軽い気持ちで普通にバイトしてたのだが、

すぐに見通しが甘すぎたことに気づいてしまった。

何しろ本当に生きるのが辛い。

1日10時間働いて、手取り13万な訳だからそりゃそうなる。

 

テレビで問題にされる貧困なんかも、

ホームレスとかシングルマザーとかのイメージが強くて、

どこか遠い世界の話という印象だったし、

平気で夢だの間の希望だの歌われているし、

最初は何とかなるなんて思っていたのだけど、

実際にそうなってみると本当に耐えがたい苦痛な訳だね。

 

そうなると社会に対する不満というのも溜まってくる。

こんなクソみたいな現状を放置して、

綺麗ごとを歌ってるような連中は俺を騙してたのかとか、

何故もっとこんなクソみたいな状態をもっと問題にしてくれないんだとか、

で、そういった不満を親に愚痴ってみたら、

「あんたが努力してないから自業自得でしょ」

なんて言われてしまった。

私が勉強していいとこに就職したとしてその分他の人が職に就けなくなるので、

結局誰かがクソみたいな状態に陥ってしまう訳だけど、

それは問題ではないんでしょうか。

 

何にせよ親からも社会からも否定された私にはもう、

日本そのものを否定することしかできなくなってしまった。

あの頃はいろいろと精神的におかしくなっていて、

何でもいいから日本を破壊してほしいということで、

橋下維新を崇拝したりもしていた。

今は別のパートタイムの仕事について、

自由な時間が増えて夢もあるので安定しているけども。

 

当たり前だけども低賃金でこき使われた人っていうのは、

基本的に日本が大嫌いになる訳だね。

あるいは在日やら団塊やら何やらに全部の責任をかぶせる人もいるだろうけど、

どちらにせよ、社会はいい方向には向かわない。

 

私の親はいまだに、

外人に日本を褒めさせるような番組を毎週見てるけども、

現実に国民の貧困化が進んでいる以上、

日本という国は国民にとって良い国ではなくなりつつあるし、

日本国民も日本が嫌いになっていっている訳です。

そこから目をそらしたいという意味で、

あのような番組が流行っているのかもしれません。

 

一方で何故か知らないけど、貧困というのは大して問題にされていない。

されたとしても、マイノリティの保護的な扱いになってしまっている。

もはやマジョリティが貧困層になってきて、

結婚できるだけで相当な勝組になってしまい、

だからこそ少子化も進んでるというのに。

せめてもしもう少し貧困が問題にされていれば、

私もあそこまで辛い思いはしなくて済んだし、

日本を嫌いにならなくて済んだと思うのだけどね。

 

マイノリティの保護もいいけど、マジョリティも保護してよ!

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