浪漫飛行への誘(いざな)い

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フランクフルトとミツバチ研究

2018年05月23日 15時30分09秒 | 講演会
フランクフルトに駐在中、あるミツバチ研究者と知り合いになった。彼は、ミツバチ研究で有名な玉川大学の教授を経て、当時、フランクフルト大学のミツバチ研究所に研究員として在籍していた。どういう経緯で知り合いになったのかよく覚えていないが、ミツバチの生態についていろいろな話を伺う機会もあった。玉川大学といえば、日本ではミツバチ研究で最も有名だ大学で、テレビでミツバチの話題が取り上げられると必ずといっていいほど彼の教え子がテレビに登場していた。フランクフルト大学もドイツではミチバチ研究で有名で、そこで2年ほど研究を続けていたそうである。

彼の肌があまりにつやつやしているので、どうしてかと聞いたことがあるが、ミツバチから摂れるある物を毎日摂取しているからだという説明を受けた。その時はあまり気にしていなかったが、後で想像してみるに、それはプロポリスではなかったか思う。ローヤルゼリーはある程度知っていたが、当時、まだプロポリスという成分はほとんど世の中に知られていなかったので、無理もない。当時は、研究途上だったのかもしれないが、その存在と有効性は関係者しか知らなかったものではないかと思う。

一度、彼の案内で、フランフルト大学のミツバチ研究所に見学に行ったことがあった。そのような施設を見るのは初めてのことで、ミツバチの生態に強い感動を覚えた記憶がある。子供達家族も連れて行ったので、大変貴重な社会研究の機会となった。

ミツバチの話は大変興味深いものがあったので、彼にお願いして、1988年8月には、在留している日本人を対象に講演会を開催することになった。狭い場所だったので、出席者は40〜50人位だったと思うが、皆、ミツバチの面白い生態の話に感動していたようである。特に、ミツバチの生殖行動の話は印象的であった。海外で生活していると、日本では知りあえないような人とも話をする機会があるので、大変貴重な体験ができた事に感謝する次第である。

写真は、ミツバチ研究所でのミツバチの巣

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