「サッカー文化フォーラム」夢追い人のブログ

1993年のJリーグ誕生で芽生えた日本の「サッカー文化」。映像・活字等で記録されている歴史を100年先まで繋ぎ伝えます。

ハリル監督、長澤和輝選手発掘に大満足みたい。

2017年11月18日 19時15分31秒 | サッカー選手応援
前回10日のブラジル戦、リアルタイム書き込みから10日、その間に14日、ベルギー戦がありました。結果は0-1、しかし、この2試合を通じて、ハリル監督が考えているスタメン表がほぼ見えてきたといえます。

今回、ブラジル戦から変えたメンバーは、中盤・長谷部誠選手を長澤和輝選手に、前線・久保裕也選手を浅野琢磨選手、二人だけでした。

久保選手と浅野選手は、現時点では「どんぐりの背比べ」といった感じです。久保選手が連続ゴールを叩き出した昨年秋の頃のストライカーぶりが戻ってこないことには期待薄です。

そして、もう一つ、足りないピースがセントラルミッドフィルダーです。山口蛍選手と井手口陽介選手の二人は決まりです。

今回は、山口蛍選手をアンカーにして、井手口選手と長澤選手でインサイドハーフを形成しました。

初招集でいきなりスタメン、いくらブンデスリーガで経験を積んでいると言っても、私など「ナガサワ選手って誰?」という認知度でしたから、スタメンと言われても「ヘ~~、そうなんだぁ~」程度の反応でした。

それが、フタをあけてみれば堂々のパフォーマンスでした。ハリル監督も「オレの見立てどおりだ」「これは使えるぞ~」と感じたことでしょう。


これで年明けの東アジアカップでも使うでしょうし、大きくパフォーマンスを落とさなければ、井手口選手同様、レギュラーに定着するでしょう。

あらためて、改訂版日本代表最強メンバーをあげておきます。
GK川島永嗣
DF吉田麻也、槙野智章(昌子源)、酒井宏樹、長友佑都(酒井高徳) 
MF長澤和輝(長谷部誠)、山口蛍、井手口陽介
FW大迫勇也、久保裕也(浅野拓磨)、原口元気(乾貴士)

今回のカッコ内は、格下相手で攻撃的にいける時のメンバーと考えられます。格上相手の時にはどうしてもスタメンに乾選手を使えない、守りができる原口選手で行かざるを得ないということですね。

今回の欧州遠征、ブラジル戦が始まるまでは、本田、岡崎、香川といった重鎮を呼ばなかったことが話題になりましたが、2試合を終えて、もう彼らが戻る場所はないと思います。

彼らがどれだけ海外で高いパフォーマンスを見せたとしても待望論は起きないと思います。理由は簡単です。キャリアのピークに向かってグングンと勢いを増す時期と、キャリアの終り近くに線香花火が最後の輝きを見せるのとでは、自ずと「持ち」が違うということです。

井手口選手のいまを見れば、それは歴然でしょう。一試合ごとに自信を増し、プレー精度もあがっているこの時期、彼は自分のキャリアのピークに向かって日の出の勢いで昇っているところです。

9月に井手口選手を発掘したハリル監督、たった2ケ月でもう一人発掘に成功したと言えるでしょう。ベルギー戦後の監督会見は、そうした気持ちが表れた、やけにポジティブなものでした。

これで日本代表は1年納めの試合となりました。
イタリア、オランダなどの強豪が出場権を逃す中、よくぞW杯出場を果たした日本代表。あと3年は私たちにW杯出場国としての誇りを与えてくれました。

ありがとうございます。あと3年後、また過酷なアジアの戦いが来るまでサポーターの我々もエネルギーを蓄えておかなければなりませんね。

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