国別対抗戦が終わりました。
優しくみんなを引っ張ってくれつつ、セクシーさだだ漏れだった無良キャプテン。
ひたむきで凛とした佇まいに美しさが漂う知子ちゃん。
「ゴメン!」なんて謝ってたけど、笑顔を見せてくれた佳菜子ちゃん。
これが現役最後になってしまったキャシー姉さまの涙。胸打たれました。

そして、我らが絶対ヒーロー、YUZURU HANYU。

国別対抗の終わりは、シーズンの終わり。
私ももうとっくに抜け殻になってしまってますが、改めて振り返り、心の整理をつけようかなと思います。
(今回記事べらぼうに長いです)














どんなゆるキャラよりも、君の笑顔が一番だよ。愛してる。 ←ナチュラルに入れてみました

SP首位で迎えたフリー。ワールドの時は私、緊張しすぎて吐き気に耳鳴りまで起こしてましたが、今回それなかったんです。「結果出てからなら何とでも言えるやろ!」と言われればそれまでなんですけど、今回、不思議といいイメージしか湧いてこなかった。
あの、去年のワールドの、新ロミジュリ神演技の残像がチラチラしてて・・・。
あの時は、SPまさかの3位で絶対目標・町田先生を追うという明確な目標があったので、今回とはもちろん状況違いすぎるんですけど、なんか空気感が似てるというか、羽生君のなかで今回、フリーに向けていい感じでギア入りそう、と思ったんです、勝手に。
冒頭サルコウ決めた時点でもう、ワールドの借り、きっちり返したなって。















あの「バイバイ」。最初、衝撃でした。
人を殺してでも奪いたいと思った恋しい人を見送る最後の言葉がバイバイ。
そうだね。いろんな恋の形がある。
ついったで一人、暴走してしまってフォロワーさんが話しかけてくださったんですけど。
(Nさん本当にありがとうございました)
羽生君本人も後で言ってましたよね。「クリスティーヌと別れる場面だから」って。















・・・・・ていうか、台本ないんだよ?
あれは、羽生君がファントムの気持ちになったから、そのまま思わず出た言葉なんだよね?
だから「バイバイ」。

狂気に満ちたファントムの愛が、相手の幸せを願う真実の愛へと昇華していく時。
羽生君のこのシーズンへの思いも交錯していたのかも。














僕なりのファントム、本当に完成させたね!!



そしてシーズン最後のエキシビション。
奈々美先生振り付けのグループナンバー。りりしくて艶やかでした。














TOIの「Change」思い出しちゃった。
羽生君の和のプロ、また見たいな!!
















ブログ主がソチで撃墜された「パリの散歩道」。












                                        
エキシビションと書いて本気(マジ)と読む。

ジャッジいたのかな???私には見えなかったけど(汗)

相反する「清潔感」と「色気」。羽生君にしか出せない雰囲気そのままに、
大人っぽく、自信にあふれたプロに。今見れるなんて思わなかった。本気(マジ)でシアワセでした。














「ノーミスがエキシビかよwww」

その悔しさもまた来季に向けて、だね。

壁を越えても、辿り着く先はまた壁。

それは、常に前へ進む者だけに現れるいわば宿命ともいうべきもの。

リンクの上では一人。壁を乗り越えるのも一人。
でも彼は知っている。本当は一人じゃないことを。

会場の大きな声援(マナーは守ってね)を、声なき温かい応援を、きっと力に変えている。
変えられること、変えてきたことをきっと彼は知っている。

彼の強さはそこから来るのだと、今思うのです。

オリンピックの金メダルは、ゴールではなくスタート。
その言葉通り、今シーズン、彼は戦う道を選びました。

中学生の頃から「いつか演じたい」と願っていたオペラ座の怪人。
念願のプログラムを完成させ迎えた今シーズンの始まりは、フィン杯の欠場という苦渋の選択でした。

デビューとなったのは、あの中国杯。
家族には「出場はだめかもしれない」と打ち明けていたNHK杯。
爪がはがれるような思いで手をかけてもぎとった、ファイナルへの切符。
そこでスケートができる喜びを全身で感じて掴み取った金メダルは本当にまぶしかった。
けれど、また耐え難い痛みに襲われながら、滑りきった全日本。
ただ悔しいと何度も口にした世界選手権。
そして、自分で自分に決着をつけるために挑んだ国別対抗戦。

おそらく彼のスケート人生を振り返っても最も過酷なシーズンだったはずです。

スケートへの情熱が揺らぎかけたこと。心ない言葉が耳をかすめたこと。
激しい身体の痛みに苦しんだこと。背負った責務の途方もない重さに歩めなくなったこと。
思うように練習が進まず砂を噛むような思いをしたこともあったでしょう。

乗り越えてきたものをすべて糧にしてきたから、今こんなにも君は輝いている。














羽生君のスケートに出会って一年以上。自分の中にこんなにもいろんな感情があったのかと
驚かされました。
あなたを想い、生まれる感情のひとつひとつにふさわしい名前を探した日々でした。
けれどやっぱり、それを恋と呼ばせてほしい。

手探りで恋のことばを紡ぐような拙いこのブログ。
読者登録して下さった方、コメントくださった方、いいね!やランキングを押して下さった方。
みなさまにここでお礼を申し上げます。

叶わなくても。届かなくても。
誰に気づかれなくとも、自分とは遥か遠く離れた人の幸せを願う気持ちは
ひっそりと光を放っていると信じたい。

だから、これからもあなたを想い続けます。

地球の人ではないかもしれない、あなたを。




















卒業証書  羽生結弦殿

あなたは4回転ループ成功のみならず、もれなくおまけに
「セカンドジャンプはトリプルアクセル。」というどえらいことを成し遂げたため、
ここに地球人類としての全課程を修了したことを証します。

これからは、立派な宇宙人として精進されるよう、お祈り申し上げます。




それでもいいわ 近頃少し
地球の男に飽きたところよ♪



(画像一部お借りしました)
最後までお読みいただきありがとうございました。
よろしければポチお願いいたします。












あ、ブログやめる訳ではありません。
このまま一般ウケしない路線で頑張ってみます!!