先日雨漏り発生の記事を書いた2号物件ですが、その原因部位と思われた全体に激しく劣化した屋根の修理が終わりました。工期は3日程度です。
方法としては新しい屋根(下地・防水シート・板金)を既存の屋根の上からかぶせる「カバー工法」を行いました。
(1) 下地の敷き直し
(2) 改質アスファルトルーフィング(防水処置)
そして・・・完成!
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そして今回の修理費用ですが、およそ50万円でした。小ぶりな物件ですが屋根の劣化がひどく下地を完全にやり直す必要があったので、それなりに高くつくことになりました。
ここまで劣化した状態だと屋根全体を葺き替えても良かった気がしますが、そうすると廃材処分費の分多少高くなるようでした。アスベストが含まれていれば飛散の問題もあります。
相見積もりも取った感じでは各社さほど大きい差がなさそうだったので、「浴室の内壁塗装」、「外壁のコーキング処置」(こっちは塗装ではありません)をオマケでやってもらえそうな業者と交渉成立となりました。
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時間がかかりましたが、これで雨漏り関係の対処は完了したと思います。しかしいかんせん築古物件なので、当然ながら配管回りに爆弾を抱えていますし、外壁も防水強化したとはいえボロいままなので油断はなりません。
予期しない出費にはなりましたが、屋根修繕について色々調べたり経験にもなりましたし、2号物件は個人所有なので経費を個人側につけられるのも大きいのでポジティブに捉えています。
今回の工事は60万円未満におさまっているので、税務処理上も修繕費(今年分の一括処理)にできます。減価償却が終わったら建物だけ法人に売却する予定ですが、今回のような工事を資本的支出として資産計上しなければ簿価売買でタダに近い値段に設定できます。