2017 年5月18日(木)、「ぼたん・しゃくやく祭り」[4/29(土)~6/7(日)]が開かれている一関市花泉町の「花と泉の公園・ぼたん園」(一関市花泉町老松字下宮沢159-1)に再度行ってきました。
前回は、未だ花数が少ないため「入場無料」になっていましたが、今回は遅咲きの牡丹も咲き始めていて、花盛りでした。
ぼたん園の入場口から30mほど進んだ所にある「ぼたんハウス」という名のレストラン・休憩所では、この期間洋風バイキングが提供されるそうです。(上)ソフトクリーム(280円)を買いました。
その近くに植栽されているノダナガフジ(野田長藤)が、長い花穂に沢山花を付けていました。フジ(藤)/ノダフジ(野田藤)の園芸品種です。
フジ(藤)/ノダフジ(野田藤)マメ科 フジ属 Wisteria floribunda
単に「フジ(藤)」といった場合、この「ノダフジ(野田藤)」を指すことが多い。山野に自生するが、古くから栽培され、園芸品種も多い。落葉性のつる性木本で、ほかの樹木や岩などに巻き付いて高く這いのぼる。つるは右巻き。葉は長さ20~30㎝の奇数羽状複葉で、互生する。小葉は5~9対あり、長さ4~10㎝の卵形。花期は4~6月。長く垂れ下がった花穂に沢山の蝶形花をつける。花は花穂のつけ根から先端に向かって咲いていく。花穂は長さ30~50㎝、ときには長さ80㎝になるものもある。花は青紫色だが、株によって濃淡があり、白花もある。ヤマフジ(山藤)はつるが左巻きで、花穂が短く、また葉に毛が多い。分布:本州~九州。
フジ(藤)の園芸品種にはフジ(ノダフジ)を親とするものと、ヤマフジ(山藤)を親とするものの2系統がある。「ノダナガフジ(野田長藤)Wisteria floribunda 'Macrobutrys'」は、前者の園芸品種である。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]