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2月になりました。月日の流れが早いなぁと感じています。
 
 
 
さて、小学6年生の息子ですが、これまで学校の準備を自分ですることなく過ごしてきました。
 
それは、母である私がきちんと教えてこなかったから。
 
 
息子が小学生になってすぐの頃は、学校から帰ってきたら一緒に宿題をして、次の日の準備をしていました。
 
 
でも、間もなく夫と別居となり、生活が変わって、ちゃんと息子のことを見てあげられないことが多くなりました。
 
 
まぁ、これはただの言い訳で、どんな環境であっても子供にはしっかり接することができたはずなのですが、私はできていませんでした。
 
 
 
昨年末におこなわれた学校での個人懇談の際、担任の先生は
 
「息子くんが自分で準備ができるように、何か良い方法がないか考えます!」
 
と言ってくださっていました。
 
 
そして新学期。始業式から帰った息子は、ホワイトボードを持って帰ってきました。
 
A4サイズのホワイトボードにはテープで囲った表が。
そして、その枠に合う形に切り取られた幾つものマグネットシート。
そこには各教科や持ち物が書かれていました。
 
連絡帳を見ながら教科の書かれたマグネットシートを表に当てはめると次の日の時間割りが出来上がる仕組みになっており、息子のチェック欄とママのチェック欄も作られていました。
 
その日の夕方、担任の先生からお電話をいただき、時間割表の使い方を教えていただきました。
 
「これなら息子くんも自分で準備ができるかなって思って作ってみました!お母さんにもお手伝いいただかないといけないのは申し訳ないのですが、息子くんはママに付き合ってもらえると安心できるので、お願いします!」
 
 
 
 
泣きました。
 
 
お忙しいのに、息子のために一生懸命考えて作ってくださった。
おそらく先生の自腹で購入して作ってくださったのだろう。
 
先生の愛の深さに、感動して涙が止まりませんでした。
 
 
 
このホワイトボードをいただいてから、息子は自分で学校の準備ができるようになりました。
 
「明日の準備しておこうか」と声をかけると、ホワイトボードを出してきます。
 
そして、連絡帳と照らし合わせて時間割りを埋め、その通りにランドセルに詰めていきます。
 
「ママ~、チェックおねが~い」と声がかかると私がチェックして、ママのチェック欄に◯の書かれたシートを貼っていきます。
 
 
これまで私が母としての役割を怠ってきたことで、学校にもたくさんのご迷惑をおかけしてきました。
でも、息子の学校の先生方は私を責めることは一度もありませんでした。
 
「一緒に考えていきましょう!息子くんのこと、もっと色々教えてください!お母さんのお話ももっと聞かせてください!」
そんなことを言ってくださる先生ばかりでした。
 
校長先生をはじめ、教頭先生、歴代の担任の先生、クラスも学年も違うのに何かと息子に関わってくださった先生、特別支援学級の先生など、みなさんが温かかった。
 
 
息子も私も、この小学校でお世話になれたことは本当にありがたいことです。
 
 
卒業まであとわずか。
先生の手作りボードに助けてもらいながら、息子とともに私も母として成長できたらと思います。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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