メディチ家別荘のひとつ、ペトライア邸 | 私の夫は研究者です

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研究者と結婚したら、即台湾へ移住。からのイギリス、イタリア行き。
あわせて約6年の海外生活を経て2018年帰国。長女も生まれて3人暮らしになりました。
研究者夫の珍生態、子育て、海外生活の記録などを綴っています。

 

あれは去年の12月くらいのこと。
フィレンツェの我が家から一番近いであろう世界遺産(の一部)を訪れました。

 

”Villa Medicea La Petraia ぺトライア・メディチ邸”

 

かつてフィレンツェを統治していた、メディチ家の別荘です。

世界遺産「トスカーナ地方のメディチ家の別荘と庭園群」に含まれています。

 

 

 

 

ペトライア邸はフィレンツェ郊外の丘の上にあります。

 

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↑近くにある「ここから先はフィレンツェじゃないです」看板。

 

 

 

 

 

入場料は無料。そのせいか、門の付近や窓口は無人。

 

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ここでいいのかしら?と不安げに進んでみると、庭園へのアプローチがありました。

 

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この先に素敵な庭園が?!と思ったのですが、冬だったので…お察しください。

 

 

 

 

 

郊外で日本語なんて激レアですよ。

 

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別荘本体。

 

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別荘の建物内部は、館内ツアーのときだけ見られるようです。

このときはオフシーズンだからか、ツアーは1時間に1回しかありませんでした。

タイミングが合わず断念。

 

 

 

 

全体図を発見。

 

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それほど広い観光地ではありませんが、庭園内にトイレあり。

 

 

 

 

 

建物側からみた庭。

 

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芝は幾何学模様に刈られているみたいです。

きっと春夏に、建物のバルコニーあたりから見たら綺麗なんでしょうね。

 

 

 

 

 

ふかふかそうに見えるベンチ。

 

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だけど、石製。

 

 

 

 

 

庭の端にある小ぶりな建物は、きっと絶景ポイント。 ※中には入れませんでした

 

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上の建物付近からは、フィレンツェ歴史地区を見下ろすことができます。

 

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霞んでいますが、丸屋根でおなじみの大聖堂が見つかりましたか?

 

メディチ家の人々はここでお茶でもしながら、自分たちの街を眺めていたのでしょうか。。。

 

 

 

 

 

ちょいと話が逸れますが。

 

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はじめてペトライア邸を訪れたとき。私は家にこもりがちで、精神的にまいっていました。

新生活には慣れてくる一方で、上手くいかないことも多く、

さらに現地の悪いところも見えてきた頃だったんですね。

 

 

そんなとき夫が半ば強制的に、ここまで連れてきてくれました。

夫にも何かしらここに来たい魂胆があったかもしれませんが(位置情報を使うゲーム等)、

結果、この外出でかなり気分が晴れました。

 

 

4月から新生活が始まった方もいらっしゃるでしょう。国内でも国外でも。

 

心が疲れて無気力になってしまったとき、引きこもっていると悪化するように思います。

近場で十分なので、思い切って外出してみてください。

びっくりするくらい気分転換になりますよ(^^)

 

 

 

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