あれは去年の12月くらいのこと。
フィレンツェの我が家から一番近いであろう世界遺産(の一部)を訪れました。
”Villa Medicea La Petraia ぺトライア・メディチ邸”
かつてフィレンツェを統治していた、メディチ家の別荘です。
世界遺産「トスカーナ地方のメディチ家の別荘と庭園群」に含まれています。
ペトライア邸はフィレンツェ郊外の丘の上にあります。
↑近くにある「ここから先はフィレンツェじゃないです」看板。
入場料は無料。そのせいか、門の付近や窓口は無人。
ここでいいのかしら?と不安げに進んでみると、庭園へのアプローチがありました。
この先に素敵な庭園が?!と思ったのですが、冬だったので…お察しください。
郊外で日本語なんて激レアですよ。
別荘本体。
別荘の建物内部は、館内ツアーのときだけ見られるようです。
このときはオフシーズンだからか、ツアーは1時間に1回しかありませんでした。
タイミングが合わず断念。
全体図を発見。
それほど広い観光地ではありませんが、庭園内にトイレあり。
建物側からみた庭。
芝は幾何学模様に刈られているみたいです。
きっと春夏に、建物のバルコニーあたりから見たら綺麗なんでしょうね。
ふかふかそうに見えるベンチ。
だけど、石製。
庭の端にある小ぶりな建物は、きっと絶景ポイント。 ※中には入れませんでした
上の建物付近からは、フィレンツェ歴史地区を見下ろすことができます。
霞んでいますが、丸屋根でおなじみの大聖堂が見つかりましたか?
メディチ家の人々はここでお茶でもしながら、自分たちの街を眺めていたのでしょうか。。。
ちょいと話が逸れますが。
はじめてペトライア邸を訪れたとき。私は家にこもりがちで、精神的にまいっていました。
新生活には慣れてくる一方で、上手くいかないことも多く、
さらに現地の悪いところも見えてきた頃だったんですね。
そんなとき夫が半ば強制的に、ここまで連れてきてくれました。
夫にも何かしらここに来たい魂胆があったかもしれませんが(位置情報を使うゲーム等)、
結果、この外出でかなり気分が晴れました。
4月から新生活が始まった方もいらっしゃるでしょう。国内でも国外でも。
心が疲れて無気力になってしまったとき、引きこもっていると悪化するように思います。
近場で十分なので、思い切って外出してみてください。
びっくりするくらい気分転換になりますよ(^^)