夫、アウェイな買い物 -前編- | 私の夫は研究者です

私の夫は研究者です

研究者と結婚したら、即台湾へ移住。からのイギリス、イタリア行き。
あわせて約6年の海外生活を経て2018年帰国。長女も生まれて3人暮らしになりました。
研究者夫の珍生態、子育て、海外生活の記録などを綴っています。

コメントやメッセージで、イタリアだけでなく他国のビザや滞在許可のお話をいろいろと伺いました。

ありがとうございます!「まだ自分なんて。甘い甘い。頑張らねば。」と思いました。

最近、重くて硬い話が続きましたが、そろそろぬるい内容を。

 

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今に始まったことではないが、うちの夫は旅行の準備を始めるのが遅く、忘れ物も多い。

彼は荷造りが本当に嫌いなようで、早くても出発前夜に渋々と始めるのが常である。

 

 

 

 

少しくらい手伝ってあげても良いのでは?旦那さんも忙しいでしょう?と思われるかもしれない。

 

実は過去には、私は荷造りを手伝っていた。私は荷造りが好き

でもいつの間にか、少しのお手伝い→100%妻任せになり、

ついに夫は自分でやらないようになってしまったのである。

 

こういう経緯があるため、現在は敢えて手伝わないようにしていることをご了承ください。

 

 

 

 

 

そんな夫は、フランスへの出張を控えていた。

今度の出張は滞在型の研究会で、数日間山中の宿泊施設に籠るらしい。

 

山籠りとなると、何か急に必要になっても、現地で調達できるとは限らない。

宿泊施設付近にはお店もないかもしれないし、準備は万全すぎるくらいで良い。

 

 

 

 

しかしながら夫は通常運転。

出発数日前になっても、旅行のための買い物もしなければ荷造りも始めない。

 

手は出さないと決めたものの、口を出さずにはいられない私は、

「必要なものはないか?」「今なら買いに行けるよ?」と何度か声をかけた。

 

一緒にスーパーに行った時、夫はトラベルサイズのシャンプーとコンディショナーを買い、

「あとは必要なものはない。大丈夫!」と言い切った。

 

 

 

 

あまりうるさく言ってもな。本人が大丈夫と言うなら、大丈夫なんだろう。今回は安心かな。

 

 

 

 

そう思っていた出発前夜。

 

夫は

 

「日焼け止めが要るなぁ」と申された。

 

 

 

 

 

だからあれほど言ったのに…!

 

 

 

 

やっぱり荷造りを始めてから、必要なものに気づくことってあるのよ!

 

しかもあなた、今季一度も日焼け止めなんて使ってないじゃないの?!

急にどうした?さすがに山の日差しは不安なのか~?! _| ̄|○

 

 

 

 

 

とは言っても、すでに夜。とっくにお店は閉まっている。

夜遅くまで営業しているドラックストアやコンビニにようなものは、ここにはない。

 

 

 

私の”ビオレさらさらUVアクアリッチジェル(日本から1本だけ持参)”を奪われそうにもなったが、

 

すっぱりお断りした。

 

 

 

 

つづく

 

 

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