千葉県鎌ケ谷市在住の弁理士かめやまです。
回覧板。
これが自治会の班長になって初仕事。
数日前。
前の班長さんから、回覧板を受け取ったのですが・・・
前の班長さん曰く
実は、１つがまだ戻ってこなくて・・・
戻ってきたら渡しますね
あ、当面は、手元の２つで回せるので ＾＾
― 昨夜 ―
明日は、次の回覧日。
年度初めの回覧物は多いネ！と思いながら、
ふと、戻ってこない回覧板を思い出し・・・
その原因を考えてみる。
戻ってこない理由（仮説）
１ 既に存在しない（間違えて、捨てた？）
２ 存在しているが、回すのを忘れている（回したと勘違い？）
３ 存在しているが、回したくない（謎）
こんなところでしょうか？
であるならば、
２以外は、何をしても戻ってこないでしょう！！
ということで、２について考える。
「どうやって気づかせる？」
１軒１軒まわるのは・・・
こちらも手間がかかります。
相手も、対面で「済みません、私でした！」
と素直に言う人ばかりではないはず・・・（考えすぎ？）
ということで・・・
新しく回す回覧板。
折角なので「回覧板の返却願い」のメモをつけることに。
これで手間が省けそう！
で。
私がメモを書いたのですが、
問題が発生・・・
その問題。
メモの雰囲気が事務的。
（さすが、特許事務所の所長。）
これじゃ、心が動かない。
行動に移るようなきっかけがほしいなぁ
しかし、気の利いた文章書く時間はないし・・・
・・・ということで、
このメモを、可愛くして！
と家内に発注！
すると、家内。
サンリオ的なシールを持ち出して、
うれしそうに、あれこれ探し始める。
折角だから、”戻してね” ”待ってます”的な。
行動を促すようなデザインがいいかなぁ
と追加注文。
シールを選び、貼ってみる。
シールとメモの風合いにギャップがあるので、
家内がコチョコチョっと、落書きをする。
うん、いい感じ。
こうやって仕掛けると、楽しみが増えます。
万が一、戻ってこなくても、
そのときは次を考えればよいので。
戻ってくるのが楽しみです。
「仕掛け」づくりに楽しみ。
何かと似ています。
新商品販売前。
模倣行為を想定して、
「コラ！特許権侵害だぞ！」
と、模倣行為を取り締まれる権利の形を想定し、
特許書類を作成する。
こういった特許出願業務（商標も同じです）。
交渉前。
相手方の立場を分析し、
相手方の合意形成を受け入れられるレベルを想定し、
着地点を設定する。
こういったライセンス契約業務。
こっちは、失敗は許されないですが、
やっぱりワクワクします。
将来を想像して”仕込む”行為
これが好きなんですね。
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