千葉県鎌ケ谷市在住の弁理士かめやまです。
先日のお客様。
自社商標の使用を確保するために
商標登録を検討されている方。
いくつかについてアドバイスしました。
1 現在の使用商標は、適法か?
つまり、他社の商標権侵害を構成していないか?
A) 侵害していない場合
そのまま使用できます(次項へ)。
B) 侵害している場合
名称変更が必要です。
ここで名称変更のタイミング
・自社発進でおこなうのか、
・権利者の警告状をもらった時点でおこなうのか
これは、経営者判断。
※自社のタイミングで変更するほうが
余計な経費は発生しにくいです。
過去の記事:商標登録出願しなくてよい場合
2 適法な自社商標の登録について
そのお客様が使用されている商標。
複数のサービスについて使用するものなのですが、
区分が複数に分かれており・・・
ここで問題発生。
区分数が増えると、商標登録の料金が増額するので・・・
これ、全部抑えるの??
そこで3つのポイントから解説。
A) 商標登録の可能性
B) 商標登録の必要性
C) 商標登録の優先度
中でも、ココ。
B) 登録の必要性
C) 登録の優先度
がきいてきます。
ここは、コスパが良い商標登録としては、
・マーケティング
・ブランディング
などを念頭に置くとよいですよ!
例えば、○○の場合・・・
とアドバイス。
そこに同席された方は、
そのお客様を紹介してくださった方。
「あぁ・・・
それ、自分の商標登録の時にも、おしえてもらったな」
と思い出されているようで。
忘れてしまったのは残念
ですが、
この機会に思い出してもらえたということで。
まとめ
1 現在の使用商標は、適法か?
A) 侵害していない場合
そのまま使える。
B) 侵害している場合
名称変更のタイミング
自社発進か権利者の警告状かは、経営者判断。
2 適法な自社商標の登録について
検討ポイント
A) 商標登録の可能性
B) 商標登録の必要性
C) 商標登録の優先度
商標登録も特許同様、投資なので。
よくよく検討されることが良いと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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