千葉県鎌ケ谷市在住の弁理士かめやまです。
先日の「高校生夢マルシェ」
企業家講演のスピーカは、柏市に店舗を構える家具職人。
講演テーマは、「木と私たちの暮らし」
私たちの生活(食事や住環境等)と気がどうかかわっているか?
木を使うこと=自然破壊や温暖化
ではなく、その使い方が大切で。
生態系を考慮した使い方で、継続性のあるモデルが構築可能
ということでした。
我々に足らないことは、
生態系の上に、私たちの暮らしが成り立っているという認識
そして、
生態系に対する理解
かなぁと。
高校生のテーマは、卒業制作(椅子)ということもあり、
オーダメイド家具をつくるためには、何が必要?
高校生の頭の中では、
木材選び
木材加工
といった類の言葉がボンヤリ浮かんでいたようです。
が、オーダメイドの工程全体から見れば、
木材選び
木材加工
は、最後の2~3割。
のこる7割は、段取り。
※ちなみに、高校生は、半値8掛け、段取り七分を知らないようで。
これも勉強ですね。
つまり、
お客様の「本当の望み」を聴く。
お客様の「本当の望み」を聞き出す。
お客様の「本当の望み」を実現するためには、どうすればよいか?
この試作と検証を繰り返す。
その理由は・・・
お客様が喜ぶもの = お客様にとって「ぴったり」
しかし、お客様自身も
何を望んでいいるか
何がぴったりか
ということを、漏れなく認識していることは皆無・・・
また、お客様が言った言葉においても、
肝心なものが言い表されていない場合も多く、
結果、聞き手(職人)には届かない・・・
このまま、家具を作っても、
お客様ががっかりしてしまう・・・(その確率が高くなる)
そこで、「本当の望み」を導くために
お客様の思い
お客様の使い方
徹底的に聞き取りを行う。
お客様の思い
何に困っているか?
何を望んているか? 等
お客様の使い方
誰が使うのか?
いつ使うのか?
どのように使うのか?
なぜ、そのように使うのか?
そもそも
お客様の生活スタイルはどうなっているのか? 等
そして、「本当の望み」がはっきりするまで、
聞き取り・試作・検証に時間をかける・・・
正直。
高校生向きのプログラムを企画したのですが、
大人も真剣に聞き入ってしまいました。
肝心の高校生も、
これまでに、各々が机上設計した椅子を振り返り、
これまでの設計プロセスに欠けていたもの・・・
これを感じ取っていたようです。
それは、
誰が使うのか?
誰が望んでいるのか?
つまり、
形にしたいもの=自分が作りたいもの
ではなく
形にしたいもの=他人が利用したいもの
こちら側にしっかりとシフトしているようです。
高校生夢マルシェ 3日目
高校生も、二日目から確実に成長しています
そうそう、司会初体験のY氏(先日の記事)。
司会にとって不可避なアクシデントがあったものの、
当初計画から上手に進路変更。
彼も無事に任務遂行。
大人も、生徒と一緒に成長できました。
次回、高校生夢マルシェ 4日目は、板金工場見学。
こちらも楽しみです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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