2月28日 11:00頃
手術着に着替えて
点滴をさされる。
予定では
12:50に手術室に入る予定
そして
その時刻が迫る時
停電になる。
テレビが消えてさ。
タイマーつけてたの?とか思ってさ
リモコン叩いてもうんともすんとも言わない。
おや?
と思ってたら
看護師さんが病室に来て
「停電で手術室の準備ができないのでお待ちください」と告げられた。
なんでこの時間に!
とか思ったけどね。
停電は30分くらいで復旧したけど
結局手術室に入ったのは
14:15。
手術が始まったのが
15:05。
「2時間くらいかかります」
と言われたので
絶食の次男に付き合って
私も何も食べられなかったので
食堂に走った。
もぐもぐと食べていたら…
食べていたら…
「何かあったらブザーを鳴らしますので、
こちらの電話から内線番号におかけください」
と言われてもらってたブザーが鳴った。
ひぇーーーーー
何があった!
え?もしかして発作?
といろんなことを考えて
ドラマで見るように
伝票をひったくって
金払って飛び出した。
あああああ
まだ残ってるのに…ハンバーグ
ポテトサラダも
味噌汁も
ご飯も…
と少し後ろ髪をひかれる。
控え室から内線番号に電話をかけると
担当ナースさんが出てきて
「手術、もう少しで終わります」
はい、ありがとうございます。
え?30分しかたってないぞ。
実は左大腿骨のボルトと
左膝蓋骨のワイヤーを抜く手術の予定だったのですが
レントゲンでは骨も出来上がってると思われていたのに
CTを撮ると、まだ大腿骨の骨は出来上がっていない状態だったのです。
今この状態でボルトを抜くのは危険だと
もしかしたらまた骨折するかもしれないとのことから
膝蓋骨のワイヤーだけを抜きました。
それで時間が短かったのかもしれないね。
早く終わってホッとして
さあ、お部屋に戻りましょうとなったら
師長さんが寄ってこられて
「○千円の個室が空きましたので、そちらに移りましょう」
ええ。
この豪華な病室は
病院側も個室だよなと判断して
その時空いていた一番高い個室だったのです。
だからここは…一泊でお別れしました。
部屋に戻ってきた次男です。
この時から