この間宝くじを10枚買った。連番のものだから、必ず300円は当たる。これが当たったと言えるだろうか。3000円出して300円当たりなんて馬鹿にしている。こんなの当たったうちに入らない。
私が当たったものは車と中毒、それに試験のヤマ勘だ。いいものには当たらない。
そもそも宝くじを買う方がばかげている。当たる確率は聞くところによると、宇宙に行ける確率と同じくらいだそうだ。
ばかなことだと思うが、国民の多くが騙されている。騙され、騙されて、誰かを潤している。そんな人生だ・・・。
今の日本、こんなギャンブルがあちこちにあって、宣伝も上手にされて、誰もが騙される世界だ。
詐欺に近い宝くじ。だが、詐欺ではないらしい。
詐欺といえば、この間ＮＨＫの何とかいうサイトをクリックしたら、さっそくご入会ありがとうございましたとメールが来た。入った覚えはない。クリックして確かめてすぐ出た、それでも加入したとみなされている。
世の中には落とし穴が多い。誰もがいつ罠にかかるかわからないのが情報化社会だ。
気に入らないのはその手口だ。どこも上手になっていて。それこそ天下の大企業も同じように人を騙して、巧みに金をむしり取る。
かつて、住宅ローンなるものがあって、家を買い、ローンを払い続けた方も多いだろう。十年たって、結局、利息を払っただけで、元金はほとんど減っていないなんてあったと思う。
先日、銭の戦争という番組で言っていた。決して全額返済させないで、利息分だけ回収するのが金貸しの基本だと。
恐ろしいことだ、今や、世界は金貸しに騙されていることも知らずに借金をしている人たちであふれている。
テレビの宣伝は金貸しと保険屋、それにゲームばかり、どこかで庶民は騙されているのではないか、そんな批判的な視線を持ち続けなければならない時代になったのだと思う。
