日本の酷な?登校事情 | 子供と暮らすウィーン便り 〜美しいもの探し&文化の違いに思いを巡らせて〜

子供と暮らすウィーン便り 〜美しいもの探し&文化の違いに思いを巡らせて〜

イギリス、パリ、東京、現在ウィーンに暮らす駐在妻です。
「美しき青きドナウ」を見ながら子供とドタバタ暮らす
「忙しきクスミBBA」(笑)がウィーンで美しいものを探し、
新たなる価値観や文化の違いに興味を持ちながら暮らしています。
英仏回顧録、旅行記、収納等も♡

こんばんは。
一週間お疲れさまでした。

ご訪問ありがとうございます。

 

初めましての方は、お読み頂く前に

こちら(およみ頂く前に♡)をどうぞ♫

 

***

 

小学校一年生の長女。

入学してしばらくたちますが、

娘の学校には

集団登校というシステムはなく、

最初の2週間だけ6年生が

連れて行ってくれました。

 

それから子供達だけで

登校するのですが・・・

 

 

 

以前こんな記事を書きました。

 

日本にはなくて

フランスのママンにはある「負担」とは?

 

高い出生率を誇るフランス。

 

働く女性も多い

親の負担を減らすべく、なのか、

入学式、入園式、卒業式、卒園式、

運動会、授業参観、お遊戯会もない、

まさに親の出番が非常に少ない

無い無い尽くしのフランスにおいて、

「4年生までは親が登下校に付き沿う」

というのは

フランスのママが、日本に比べて

大変といえば大変なこと

かもしれない、という記事でした。

 

 

私は今、PTAの仕事などもあり、

学校に赴く機会が多く、

子供達の様子を見るチャンスには

恵まれています。

 

 

そんな小学生たちを見ていて

集団登校のないこの子達は

結構大変なのかも?と感じることが

あります。

 

それは、

一人で行く子もいれば、

数人でお友達と仲良く行く子もいる。

 

だいたい、仲の良い親同士で

話し合って、おおよそのグループを作って

みんなで行かせるように

したのですが、

娘はその子たちと相性がそこまで

良いようでもなく、

他の子と行きたい、

と内心思っているような節も

見え隠れしています。

 

 

すると彼女の心のなかは

「今日は誰と行こうか、

誰が歩いてくるかな?

仲の良い子が来てくれるかな?」

 

とドキドキしながら待ちながら

歩いている、落ち着かない

雰囲気を少し感じます。

 

 

私は

「誰かと一緒でも一人ででも、

その時間を楽しく過ごせれば

それで良いのよ。」

 

といつも言い、

みんなと楽しく過ごせることも大事、

一人でもいける強さも大事と、

思っているのですが。

 

 

いづれにしても小学校一年生にして

「一人になる恐れ」

「誰かと一緒に行きたい」

「誰か一緒にいける人いる?」

 

のような、そんなことに

頭を巡らせなければいけない。。

結構幼い頃のこういった

感情はトラウマになったり、

その後大人になってからも

引きずるような感情なのでは?

と思ったりもします。

 

 

かたや、

フランスではどうだったかというと、

 

先にも書いた通り、

親と一緒に登校するので、

日本でひょっとしてもう少し

学年が上がったら

感じることもあるかもしれない

 

「誰と・・?」

「仲間はずれ・・』

 

のような心配は、

少なくとも登下校では無縁で

「親と行く」と決まっているのですから、

日本のように余計なことを考えなくても

良いのだなぁと気づきました。

 

 

 

フランスでは10歳くらいまでは下校後も

子供が一人で遊びに行ったり、

一人で公園に行くことはありません。

安全の観点からか

必ず保護者がついて回ります。

 

日本のように、

子供同士で勝手に遊ぶ約束をしてきても

Franceでは親が出られなければ、

遊びに行けないことも

多いのではないかと思います。

 

ですから、帰国して日本の子供達が帰宅後に、

子供だけで自由に遊んでいる様子を見て、

不思議な感じがしました。

 

 

それに、親の目もないので、

いじめも起きやすいのではないかなとか、

いろいろ考えてしまいます。

 

 

どのあり方が正解かはわかりませんが、

フランスでのあり方は

親の目がいつもあって、

いじめなどの抑止力には

なっているかもしれませんね。

 

一方で、

「親が見ていないところでいじめ」

「親の前では信じられないくらい

いい子ちゃんが多い」

 

という話も聞くので、

そういう意味での要領を覚えてしまう

可能性もありですが・・あせる

 

 

何はともあれ、日本も

地域によって集団登校のところもあれば

個人登校のところもありますが、

幼い頃から

「誰かと一緒にいかなければ・・」

「誰と一緒に行こう?

誰と一緒に行ける?」

「一人でいくの恥ずかしい」

「仲間外れになった?」

 

 

などということを考えなければ

ならない子供達は

ある意味「群れに属せない」

というのはトラウマにも

なり得ることで、

大人になってからも影響が

ありそうなことでもあるなぁと

感じた私です。

 


ある意味「酷な登校事情」だと

思ったりもします。

 

 とはいえ、こういうのは親の思いが子供に

反映される部分もあるかもしれないので、

親もさっぱりと考えたいですね。


それに、そんな中で

集団の中での様々なことを

学んで行くのでしょうけれどね。

 

入学式後にお友達と♫

 

 

それにしたって、フランスで

徹底していることの一つは

「子供の安全」だなぁと思いました。

 

ベルマーク作業をやりながら、

本当に今の時代に必要なのはこれなの?

大丈夫なの??


色々事件もありますが、

日本の安全は、子供達は、

本当に大丈夫なのでしょうかね?

フランスから帰国して

自由に遊ぶ子供達を見て、

ちょっと不安に思います。

 

そして大丈夫だと言い切れる

日本であってほしいなと願います。

 

話が少し外れて終わりましたが・・。

今日はこれにて!

 

 

***

 

お読みいただきありがとうございました!

 

 

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