フランスのビーチはなぜ美しいか 〜フランス人の自然な生き方〜  | 子供と暮らすウィーン便り 〜美しいもの探し&文化の違いに思いを巡らせて〜

子供と暮らすウィーン便り 〜美しいもの探し&文化の違いに思いを巡らせて〜

イギリス、パリ、東京、現在ウィーンに暮らす駐在妻です。
「美しき青きドナウ」を見ながら子供とドタバタ暮らす
「忙しきクスミBBA」(笑)がウィーンで美しいものを探し、
新たなる価値観や文化の違いに興味を持ちながら暮らしています。
英仏回顧録、旅行記、収納等も♡

こんばんは。

ご訪問ありがとうございます。

 

初めましての方は、お読み頂く前に

こちら(およみ頂く前に♡)をどうぞ♫

 

***

 

さて、昨日こんな記事を書きました。

 

 

自然と共にあるフランス
お肉やさんでの驚きの光景

 

フランス人は良くも悪くも

自然界に生きている者らしく、

自然体で生きている、

と言う記事でした。

 

それを書いていて

思い出したことがあります。

 

それは

フランスの海岸の美しさです。

 

 

ある夏、訪ねたボルドー地方。

アルカションの

素敵なレストランを訪ねた後、

近くのビーチに降り立ちました。

 

 

とっても素敵な

レストランの記事はこちら!!

ボルドー地方を訪ねたら・・
絶景レストランへ don't miss it!

 

 

 

降り立った海岸で見た

そのフランスのビーチの風景は

一言で言うと

 

「美しい」

 

それに尽きました。

 

なぜかしら・・?

 

すぐに理由がわかりました。

 

それはスッキリしているから。

 

 

人もまばらだったのですが、

それでも決定的に何かが違う・・。

 

 

人々は帽子もかぶらず、

日よけのためのカーディガンも

アームカバーもなく、

スッキリとビキニとサングラスだけ

もしくは女性でも胸を丸出しにして

 

ただビーチに寝ころがり

太陽の光を思う存分に

浴びているだけだったからです。

 

ごくごくシンプル。

 

 

私も帰国したらやっていますが

日焼け防止のための帽子や日傘なんて

フランス人は絶対に絶対にやりませんし、

アームカバーなんてありえないのです笑。

(おしゃれのための帽子ならあり。)

 

美しさの観点からも?

 

 

フランス人はもっともっと

ある意味「ワイルドに」

年を重ねることに喜びを

見出しているようです。

 

 

シミ、シワは人生の証。

日焼けした肌は余裕の証。

 

シミ、シワは、日本人が見たら

びっくりするレベルを誇っています・・

あるマダムは失礼ながら

象の肌のようにシワシワでした。

そんなマダムはいっぱいいます。

 

 

花屋のマダムはご高齢。

それでも美しく髪を結い上げ、

青いシャツを襟を立てて

パリッと着こなし

バゲットを持って前を向いて歩けば

少し曲がったその御腰でさえ

強く生きているように

凛々しく見える。


 

それはなぜかというと、

多分、彼ら自身がそれを

悪く思っていないし

むしろ誇りに思っているように

見えるから。

 

 

堂々とした歩き方、雰囲気。

人生を生きて来た貫禄。

 

人生をもっともっと人間らしく

自然体でワイルドに、

自然と共に歩んでいる様子が

日本と全く違って新鮮でした。

 

(それでも子供には

日焼け止めクリームを塗っていました。

肌の保護の観点からは大切ですよね。

日焼けする人もサンオイルを

塗っているようですよ)

 

 

 

 

フランスでなかなか度胸のいることの

一つに、アームカバーがあります。

あれはフランス人には絶対に

理解してもらえそうにないことです。

 

太陽があるのになぜ浴びないの?

 

なぁんて言われること間違いなしです。

きっと口をへの字にして

頭を横に振られて理解できないわ、

と意思表示されそうです。

 

 

 

フランスの長く暗い冬を過ごし、

日照不足ゆえにビタミンD不足を心配し、

ビタミンDの経口摂取を薦められる

フランスではあの夏のベストシーズンに

太陽の光を体いっぱい浴びないなんて

ありえないのだと思います。

 

お国違えば本当に文化もそれぞれですね。

 

 

 

フランス人の生き方は

とてもかっこよく、潔い。

 

 

そして

彼らの「美しさ」への誇りが

「フランス」というあらゆるものを

作っている気がします。

 

 

そしてそんな人たちが見せる

シワやシミは

それさえもカッコよく見えるのだから

「意識」は彼ら自身にも、

見る側にも反映されるのですね。

 

 

そして念のため書いておくと、

フランスが思い描いている「美しさ」は

日本の「美魔女」などの

美しさなどとは違い、

もっともっと自然に年を重ねていく

そこから滲み出てくる

美しさなのだと思います。

 

フランス人女性は

年を重ねるほどに美しくかっこいい。

 

 

だから生きる喜び、

年を重ねる自負のような、

人として持っていたい

そんな気概が生まれてくるのだと

思います。

 

フレンチマダム、ブラボーォ!

 

(でも、ワイルドすぎて、

車を蹴ったりしないようにね・・!てへぺろ

いつぞやの記事にしたように・・笑

目指せ、エレガントにワイルドに!)

 

***

 

素敵な夜をお過ごしくださいませ。

 

***

 

 

💖最近たくさん読んで頂いた記事です💖

 

私がフランスに興味を持った理由〜
日本と一番と言っても良い違い〜

 

「日本は全てがきちんとしているわよね」
日本はどうして「systematic」になれるか

 

日仏の人生観の違い〜教育の力?〜
 
【続】ないない尽くしのフランスの幼稚園
驚きの事情
 
フランスで恥をかかないために
フランスと日本の接客業の違い「お客様は神様!?」
 
「君のお嬢さんは4歳だよ!」
フランスのサービス
 
日本だったらすぐクレーム?
フランスのカフェのギャルソンの態度が悪い理由
 
☆Maman GRACEが黙っていない
〜あなたはどこの国から来たの?〜

 

☆「あなたの好きなようにすれば良いのよ」

日本人を苦しめるメンタリティ

 

ないない尽くしのフランス!

日本の幼稚園ママは大変!と感じた理由

 

パリのママンは母親失格? 

日本とフランスを考える

 

☆「みんなと一緒でなきゃ・・」

そんな日本人はこんな風にして作られる

 
帰国前日の大パニック まさかの事件・・
フランスらしい駐在の〆?
 

マダムの紡ぐ言葉

〜私にできることしかできないし、したくないの〜

 

フランス人がたくさん子供を産める理由

 

駐在妻の暮らし 〜本当のところ〜

 

☆日本と違うフランスの保護者会
出生率の高いフランスの男性のパフォーマンス
 
☆フランスの自由からヒントを得たら・・

 

 

***

 

ドキドキドキドキ応援よろしくお願いいたしますドキドキドキドキ

更新の励みになります。

1日に1回各ボタンを押して頂くと、

ポイントに反映されてランキングが

上がる仕組みになっています。


にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ
にほんブログ村

 

 

宝石ブルー宝石ブルークリアな暮らし宝石ブルー宝石ブルー収納について、時々

以下のブログで綴っています。

ご興味がありましたら

お立ち寄りください!

宝石ブルー宝石ブルークリアな暮らし