■石破茂・自民党元幹事長(発言録)
(朝鮮半島有事の際の在韓邦人の退避に関連して)自衛隊の本来的な責務は自国民の保護であり、それを他国に委ねているのは独立国家としてどうなのか。根源的な問題だ。憲法の議論では、主権を回復して独立国家になった日本国の憲法のあるべき姿とは何だろうかというのが、事の本質だと思う。(石破派の会合のあいさつで)
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朝鮮半島有事の際には在韓邦人の保護は誰がするのかですが、
これがまた難しいようです。
安保法制成立で以前より改善されましたが、
それでも自衛隊が救出するには「当該外国等の同意があること」という条件があり、
朝鮮有事の際では韓国の同意が必要です。
しかし韓国は自衛隊に対するアレルギーが半端じゃないので
絶対自衛隊には韓国の地を踏ませない、と猛反発しています。
ですから日本は在韓米軍への協力要請を検討しているのですが
この事について石破氏は
「独立国家なら自衛隊が行くべきで他国に依頼するのはどうなのか」
と言っています。
しかし実際問題韓国が拒否しているのですからどうしようもありません。
協議をしようとしても拒否するし、先日の米韓首脳会議の晩餐会で日本への嫌がらせがするしで
反日に嫌がらせで、とてもじゃないけど自衛隊が救出に行ける状態ではありません。
ですから自衛隊の責務を果たすにも実際問題、無理だと思うのです。
「自衛隊の本来的な責務は自国民の保護であり、独立国家なら他国に委ねるべきではない」
と石破氏は言いたいのでしょうが、それを言うのなら少なくとも安保法制成立後に
拉致被害者救出に自衛隊を向かわせる事に言及すべきだったと思うんです。
石破氏の主張は正論ですが、現実を無視しているので政府批判としか聞こえません。
朝鮮有事の際の自衛隊派遣と同じぐらい、いいえそれ以上に拉致被害者救出を議論してもらいたいです。
北朝鮮相手ですから、最初から諦めているような気がします。
しかしもし自分が当事者としたらこれ程悲しい事はないです。
なんだか日本に見捨てられた気持ちになるでしょう。
絶望してしまいます。
生きる気力もなくなってしまいます。
正論を現実的なものにする為に、どうすれば良いのかを聞きたいです。
それにしても朝鮮民族はどうしようもない民族です。
北も南も。
そんな民族が日本に住み着いている事、そして生活保護などで忌まわしい民族を助けている事、
この様な仕組みを作った先人達を恨みます。
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