沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で24日、中国海警局の「海警」4隻が日本の領海に侵入し、約2時間航行した。中国公船の領海侵入は今月5日以来で、今年16回目。
第11管区海上保安本部(那覇市)によると、海警「2106」「2115」「2337」「2401」が午前10時5〜10分ごろ、南小島の南南西と魚釣島の南で領海に侵入。同11時40〜55分ごろ、南小島の東南東で領海を出た。 ******************************************************************************
23日、尖閣諸島近海の接続水域で中国海警局の船4隻が航行していたのを巡視船が確認しているが
同じ船が今日領海侵入したのでしょう。
また昨日はEEZ内で、中国の海洋調査船「勘407」が海底を調査していたとか。
ジワジワ中国船は尖閣に近づき、いつかは上陸しようと企んでいると思われます。
その為の海底調査なのか、それとももっと恐ろしい事を考えているのか、一般国民にはよくわかりません。
ただ、このまま事なかれ主義の日本の対応が結果として領土を失う事にならないかと
と思わずにはいられません。
それと同時に、なぜ日本政府はこんなにも弱腰なのかと情けなくなってきます。
政府は様々な事を考えて、最良の方法を取っていると思いますが、
もしも上陸されたら最後、取り返すのは難しいのではないでしょうか。
その場合、話し合いで取り戻せられる訳もなく、少なからず武力行使が無ければ、それは無理です。
尖閣諸島は日本領だとずっと日本政府は言い続けています。
それは歴史的にみても、過去の文献を見ても明らかですが、
それならば、なぜもっと自国の領土を盗られない為にあらゆる手立てを取らないのでしょう。
守り抜こうとしない日本政府の姿勢が私には理解できません。
自民党は2012年の政権奪回前の公約で「尖閣諸島に公務員常駐を検討する」と宣言していました。
132 尖閣諸島の実効支配強化と安定的な維持管理
わが国の領土でありながら無人島政策を続ける尖閣諸島について政策を見直し、実効支配を強化します。
島を守るための公務員の常駐や周辺漁業環境の整備や支援策を検討し、島及び海域の安定的な維持管理に努めます。
http://jimin.ncss.nifty.com/2014/political_promise/sen_shu47_j-file_1210.pdf
ところが、ところがです、安倍首相は今年3月27日の参院予算委員会で公務員常駐について
「現在はその選択肢はとっていない。総合的に、戦略的に判断している」
更に「尖閣は断固として守り抜いていく。この意思を他の国々は見誤ってはならない」
と言っているのです。
安倍晋三首相、「尖閣諸島に公務員常駐検討」の過去発言「現在はその選択肢とらず」
総合的に戦略的に判断って、どういうことなのでしょう。
現在の海上保安庁の対応で断固と守り抜けるのですか?
私は全くそうは思いません。
その内ちょっとした切っ掛け、ちょっとした隙を狙って中国は上陸するのではないかと思えてならないのです。
中国を甘く見ていませんか?
今国会は森友で始まり、加計で終わったという印象が強く、
肝心の大事な案件を十分話し合えたのか、そして国民や領土を守る為の審議を十分したのでしょうか。
拉致問題、竹島、北方領土、そして尖閣諸島・・・・。
今国会に限らず、国の根幹にかかわる事を十分審議し、解決に向かっているとは到底思えません。
限られた時間です。
優先順位を付け、重要案件から順番に審議すべきです。
今現在領土が脅かされています。
領土だけでなく、拉致問題では国民の命が狂気の国に囚われ脅かされています。
なぜ、この様な重要な事をもっともっと審議されないのでしょう。
審議し、解決策を考え抜くのが国会議員の務めの筈です。
それが情けない事に野党は与党のスキャンダルはないか、
安倍首相を貶めるゴシップはないかとのあら捜しに終始しています。
安倍政権の支持率、自民党支持率をどうすれば下げられるのかと、
そんな些末な事を目的に野党4党が行動していたとしか思えないのです。
少なくともテレビでは安倍政権叩きを目的とした番組編集をしていました。
私達の税金で国会運営され、国会議員の歳費を賄っています。
その事を国会議員も有権者も忘れず、私達はもっと国会議員に対し厳しい目を向けるべきではないでしょうか。
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