旅と鍼灸

チベット大好き院長による、旅と東洋医学のお話

今月のお話 第20回

2015年09月01日 | 日記

「頭痛と体質の関係の話」

 

今日から9月。残暑厳しい毎日ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。今回は、体質別の頭痛の話です。

・頭痛の多くは後頭部の痛みで、首肩の筋肉の張りが主な原因です。眼精疲労と長時間の同一姿勢による血行不良で筋肉が収縮し、頭痛が起こります。

・上記のような頭痛は首肩を温めることで軽快しますが、温めても軽快せず、特に夜間の刺すような頭痛はオ血(古血の滞り)が原因です。高血圧の頭痛はオ血の場合が多く、首筋に糸ミミズ状の赤く細い血管があります。

・梅雨時や雨の日になると帽子をかぶったような頭痛が起こるのは、胃腸虚弱による体内の湿気が原因です。胃腸を強くし、水の巡りを改善させましょう。

・長引く頭痛は内科疾患の疑いがあるので、要検査です。

 

 

 今月の写真

 

                                                              引用 http://www.allchinainfo.com/

 

2007年8月25日  チベット自治区昌都にて逮捕され、強制退去の末にたどり着いたのが芒康(マルカム)。チベット自治区最東端、つまりド田舎。町のメインストリートをヤクが歩く。ここでは車よりヤクがエライ。

ここから先は四川省のため、旅行者の制限はない。ということは、外国人がうじゃうじゃいることを意味する。

 

 

 

 

 

草原の町「理塘(リタン)」。標高4000メートルの高地に大草原が広がる。四川省は三国志の「蜀」の国があったところ。

 

 

 

 真夏にもかかわらず、草原を吹く風は湿り気を帯びてひやっとする。静寂の中に響くのは、軽やかな馬の鈴の音のみ。

 

 

 谷間に広がる大都会「康定(ダルツェンド)」。町の中央を川が流れる。天嶮の「蜀」の国のイメージはこんな感じ?写真奥の谷間の先には、「野人」が棲むという湖がある(雪男ではない)。

 

 

 雲が近い。

 

 

 

 

岸壁に刻まれた磨崖仏。

 

 

 

 

四川省甘孜(カンゼ)チベット族自治州丹巴県(ロンダク)。通称「美人谷」。華やかな民族衣装を着た若い女性が多いけど、ラサのほうがやっぱり美人が多い。

 

 

 

丹巴県から5キロの梭坡村(ソクパ)に建つ石の塔。山の斜面一帯に広がる。20世紀初頭の探検隊の記録にも、この塔と思しき記載がある。地元の人に聞いたが、おそらく大昔の監視塔だろうとのことで、詳しくはわからないらしい。チベット自治区のコンボ地方にも似たような塔が建つ。

 

 

監視塔だとして、後ろは山、前方は谷、こんなところにこれほど密集して建てる必要があったのだろうか。そして、一体何を監視していたのだろうか。

 

羊?

 

 

 雨季の四川省での晴れ間は貴重。この時期、旅をするのも楽ではない。ハエや蚊がうようよしている。

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿