自律神経失調症 呼吸をコントロールしよう
前回の続きです。
今度は少し鼻と口を使って、呼吸法を練習してみましょう。
交感神経優位タイプ
(例)緊張して力が抜けないタイプ
下腹部に手を当てて、鼻から息を吸いながら、口から息を吐ききる。
できるだけ長い時間吐けるようになればいいです。
天→地に気を移動させています。
(例)緊張して力が抜けないタイプ
下腹部に手を当てて、鼻から息を吸いながら、口から息を吐ききる。
できるだけ長い時間吐けるようになればいいです。
天→地に気を移動させています。
副交感神経優位タイプ
(例)やる気も力も入らないタイプ
みぞおちに両手を当てて、口から息を長く吸いながら、鼻から息を軽く吐きます。
できるだけ息を長く吸うのがコツです。
地→天に気を移動させています。
(例)やる気も力も入らないタイプ
みぞおちに両手を当てて、口から息を長く吸いながら、鼻から息を軽く吐きます。
できるだけ息を長く吸うのがコツです。
地→天に気を移動させています。
天=地のエネルギーのバランスを取ると自律神経が安定するのですね。
交感神経=副交感神経の比率は天と地のバランスと同じです。
これはあくまでもエネルギーのバランスだけを重視して考えています。
薬も生理的作用を上げたり、下げたりするのが目的です。
抗うつ剤は交感神経緊張させる作用があります。
安定剤や抗不安薬などは副交感神経を緊張させる作用があります。
呼吸法も吸う方が緊張、吐く方がリラックスなので、呼吸を調整できれば、生理作用も調整できるといえます。
まとめ
神経症、うつ系統の薬を服用されている方は、薬の生理的効果を理解してください。
呼吸法を併用しながら、なるべく薬を減らしていく方向で考えていくといいかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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