マコガレイ (真子鰈) | 江戸前のすし(寿司・鮨・鮓) /究極の仕入れ・仕込み・レシピ

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マコガレイは、大分県日出町の「城下かれい」で有名なカレイです。
江戸前のすしでは伝統的なネタ(タネ)ではありませんが、一定レベル以上の東京のすし店では、今や夏の定番という感じです。

子供の頃から、父と東京湾で頻繁に釣った魚なので、個人的にとても愛着があります。
東京湾の釣り人達は、小さなものを「から揚げサイズ」、大きなものを「お刺身サイズ」と呼んでいました。
実は小さなものでも、身が活きているうちならば、刺身でもけっこう美味しく食べることが出来るのですが、活け締めしても活けの身質を保てる時間はわずかで、また生きたまま持ち帰るのは、よほど準備していない限り難しいため(小さなものは生命力が弱い)、から揚げなどで食べることになるわけです。

東京湾では「お刺身サイズ」がなかなか釣れないのですが、子供の頃は、イシガレイと共に、船からも陸からも、今よりは多く大型のもの(と云っても2キロに満たない)が釣れました。
段々と「お刺身サイズ」が釣れる頻度は落ちてしまい、最後に大型を釣ったのは父が羽田沖、私が富津沖でしたが、両方ともとても美味しかったのを今でもはっきりと覚えています。

1.仕入れ (築地場内)

元々マコガレイは高級魚ではなかったはずですが、今や活けの上物は大変な高値です。
築地場内では、夏のマコガレイの相場は冬のヒラメと同格で、入荷が少なくなる真夏には上回ることも珍しくありませんでした。
漁獲量が激減したこと、流通の発達により活けのマコガレイの美味しさが広く知れ渡ったこと、活けの白身に良いものが少ない夏に使えること、すし店の需要が激増したことなどが原因でしょう。

マコガレイは、活けでなければ真価が発揮されません。
当然、活けを狙います。

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