ハゼ (マハゼ, 真鯊, 真沙魚), レシピ | 江戸前のすし(寿司・鮨・鮓) /究極の仕入れ・仕込み・レシピ

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マハゼ (以下「ハゼ」)は、物心ついた頃から父とよく釣った魚です。
何万匹も釣ったと思います。
だから、物凄く愛着があります。

私が幼い頃に乗ったハゼ釣り船は、後部に小さなエンジンの付いた、ボートを少し大きくしたような小さな船で、船頭はオールを使いながら操縦していました。
船宿に程近い、もうとっくの昔に埋め立てられてしまったであろう場所が主な漁場でした。
そのうちに、船は高速の大型船に変わり、行徳沖や木更津沖などが漁場になりました。

ハゼは夏場に小さなものが河口付近でよく釣れますが、小さなハゼには興味がなく、9月下旬から10月中旬あたりに河口付近で主にボート(江戸川放水路が有名)に乗って釣り、ハゼが深場に移る10月下旬から1月初旬頃はハゼ釣り船に乗って海で釣りました。

ハゼ釣りはビギナーの釣りでもありますが、ずっと続けていた最大の理由は、江戸前のハゼが抜群に美味しいからです。
東京湾は埋立てや汚染で散々痛めつけられ、漁獲量も魚介類の種類も少なくなってしまいましたが、どこまでも続く遠浅の海で、泥地が多く、潮の流れが穏やかで、栄養豊富な河川や親潮からの恩恵もあるからでしょう、その魚介類は今でも特別に美味しいものが多く、ハゼもその一つです。
全国から魚介類が集まる築地場内でも、サイズ・鮮度・状態が同じくらいならば、アナゴクルマエビをはじめとする東京湾の魚介類は、
他の産地のものよりも高値で取引されることが多いのです。

ハゼは何と言っても天ぷらが有名です。
江戸前天ぷらの店の中には、天つゆのダシにハゼの骨や頭を使うところもあります。
我が家でも、ハゼを江戸前天ぷらにする場合は、天つゆのダシにハゼの骨を使いました。
昔父が都内の船宿の方に教えてもらったそうです。
素焼きして干したハゼは、宮城などでは正月の雑煮に使われます。
我が家でも、12月にハゼをたくさん釣った時は、
エラと内臓を取ってから素焼きして干し、正月の雑煮のダシに使いました。
刺身もとても美味しく、またキモや卵も絶品です。
他にもハゼは色々な料理にできます。
ハゼ釣り好きの方はよくご存じでしょう。

東京の江戸前のすし店でハゼは定番ネタ (タネ)ではありませんが、ハゼのすしを出す店もたまにあります。

1.仕入れ (築地場内市場)

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