サイ。

地球上から絶滅しつつある貴重な動物です。
人は、自分たちの欲望だけのために
サイを殺し続けています。
このままでは絶滅することも知りながら・・。

今では
動物園のサイも襲われて角を切られ、
野生では赤ちゃんの小さな角までも殺す対象となりました。


密猟者に殺されたお母さんサイに寄り添う赤ちゃんサイを救出するサイの孤児院にまで
密猟者は押し入り、
赤ちゃんサイまで殺しはじめたのです。



そんな中で
南アフリカでは、
国内のサイの角の取引を合法化することになりました。

(T_T)

当たり前ですが、
合法化すれば、サイの密猟は加速し、
サイが地球上から去り、
近い将来伝説の動物となってしまうことが予想されます。


合法化されたきっかけは、
南アフリカ共和国クレルクスドルプにある
世界最大のサイ牧場の訴訟問題です。
(ひかたま:世界最大のサイ牧場

この牧場には
1300頭ものサイが「飼育」されています。

億万長者のジョン・ヒューム氏は
密猟からサイを守りたいと
不動産で築いた財産を使って
サイ牧場経営に乗り出しています。

そこでは
サイを育てて角を切っています。


写真は
角を切ったあとのサイ。
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サイの角は
金よりも高い価格で売買できたため、
ヒューム氏はサイの角で
サイ牧場の運営費を賄うはずでした。

でも、
2009年から
南アフリカでも
サイの角の取引を禁止する法律が制定されていたのです。


そこでヒューム氏は
政府を相手にサイの角の取引合法化のための訴訟を起こしました。 

そして、
勝訴。

合法化されました。



南アフリカでは、
2016年だけで1,100頭以上のサイたちが殺されました。
その勢いは
止まる気配はありません。

私たちが
サイの角の製品や薬を買わないという意思表明を拡げていくことも大切だと思います。

サイが地球上から消えてしまう前に。


こちらは、
野生動物の製品取引を阻止するための誓約署名サイト

plewildaid.org



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