ゆっくりのんびり市町村廻り

何年かかるか、もしかしたらできないかもしれないけど、日本の全市区町村の制覇を目指して頑張ってみる!

178日目 GW大隅半島ドライブ~大崎町に行って2日目終了

2017-08-19 23:38:24 | 九州南部
平成29(2017)年5月1日(月)


もう少しだけ肝付町の続き。
四十九所(しじゅうくしょ)神社→

この鳥居の前の参道→
未舗装路面の保護協力を求められているにもかかわらず堂々と車を停めているし・・・(車程度なら問題ない?)。

「やぶさめ馬道」とあるとおり、ここで流鏑馬が行われるのはすぐに分かります。
その流鏑馬ですが、毎年10月第の第3日曜日に行われる900年近い歴史と伝統を誇る五穀豊穣を祈願する神事で、それに合わせて「高山(こうやま)やぶさめ祭り」が開催されます。
射る人は町内の男子中学2年生で、約330mの馬場を3回駆け抜け、合計9本の矢を放つんだとか。

馬に乗りながら的を射るなんて超人のやるが如き世界に見えるかも知れませんが、私は高校時代に弓道をやっていたので矢を放つ感覚は分かります。
あとはポニー程度の馬に乗って、馬が歩いての流鏑馬だったら、なんとか自分でもできそうな気がする(笑)。
尤も矢の行き先は矢に聞いてくれ、だとは思いますが。

↓てなワケで、肝付町(というより高山地区)は「やぶさめ押し」の町。
 
今年は10月15日になるんですかね。

↓やっぱり肝付町のゆるキャラも流鏑馬をモチーフにしてます。
 
「はやぶさめくん(左)」と「いて丸」。
一方で「宇宙の町」も標榜しているし、小惑星探査機「はやぶさ」が町内の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられたのもあって、そこはしっかりと宇宙っぽいものに仕立てています。
でも、同じようなもの2つも作ってドーするんだろ?

町の商店街→

↓昔の国鉄大隅線・大隈高山駅跡である「高山鉄道記念公園」にちょっと顔を出して、この日最後の訪問地・大崎町(ちょう)へ向かいます。


 

↓国道220号線を走って大崎町に入ってすぐ、広大な敷地の中に巨大な廃墟らしきが否が応でも目に入ったので、思わず入る。
 
レストランあり、宿泊施設もある結婚式場で、今から6~7年位前に閉鎖した模様。
昔の口コミなんかを見ると評判は良かったようなので、なんでこうなったんでしょうね?

↓ここで式を挙げた人たちが今の草の生え放題で劣化が進む建物を見たらどう思うんだろう。

それはそれとして、もっと月日が進めば、とっても素晴らしい廃墟になれるのでは?と大いに期待したい。

(655)鹿児島県曽於(そお)郡大崎町役場
人口は約13,500人の、見た目フツーの地方の町っぽいですが、意外にもアピールポイントが充実している町。

「食材の宝庫の町」
一例を挙げると、ブロイラーの産出額は日本一(平成27年度)。

「スポーツの町」
プロ野球選手を多く輩出。
例えば、赤ヘル党ならやっぱりこの人だな、お立ち台で「鹿児島のじいちゃん、ばあちゃん、俺やったよ!」がお決まりのあの選手。

「環境に優しい町」
資源ごみのリサイクル率で日本一の栄誉に輝いていた事あり。

などなど。

ついでに、平成27年度には「ふるさと納税額」が町村の部で全国1位(全国でも4位)になったそうで(いわゆる「お返し」がかなり充実しているようではあるけども・・・)、そのうち「ふるさと納税の町」なんてのも増えていたりしてね。

役場前道路の商店街→

ここを奥へと向かって歩くと、こんな交差点があります→

国鉄大隅線の駅があった所の今→
ここでは跡かたなく葬り去られ、交差点名だけがその名残りを留めています。

道の駅くにの松原おおさき→
敷地内にある「あすぱる大崎」にはレストランや温泉、宿泊施設があり、レジャーに好都合の道の駅。
コンビニ・スーパーも近くにあるので、車中泊にも持って来いです。

近くには、白砂青松100選に選ばれた「くにの松原」がありますが、そろそろ日が落ちるので行かずにここで打ち止め。
因みに明日(8月20日)は「第13回くにの松原ビーチスポーツフェスタ」が行われます。
種目は、ビーチバレーとビーチフットサルだけみたいですが、特に大荒れの天候にでもならない限り決行のようですから奮ってご観戦下さいナ。

道の駅のシンボルはコレ→
見合って見合って・・・。

 



カッコしてあるのはこれまで行った所→


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