森友学園という学校法人が小学校敷地のために国有地を格安で払い下げを受けたことが問題になっています。
なんと、その小学校は寄付金を安倍晋三記念小学校という名前で募っており、つい数日前に辞任するまで安倍昭恵首相夫人が名誉校長を務め、その教育方針を絶賛していました。
それはそうでしょう。
この学校法人の経営する塚本幼稚園運動会の宣誓式で、こんな宣誓を園児にさせているのですから。
宣誓
あついあつい夏がすぎて、ぼくたちわたしたちの待ちに待った、平成27年度 秋の大運動会がきました。
先生と、お友達と、一緒になって、おけいこをした、おゆうぎ、音楽、体育、かけっこなど、今日一日、頑張ります。
おじいちゃん、おばあちゃん、おとうさん、おかあさんの前で、褒めていただけるよう、全力をつくします
大人の人たちは、日本が他の国に負けぬよう、尖閣列島・竹島・北方領土を守り、日本を悪者として扱っている、中国、韓国が、心改め、歴史で嘘を教えないよう、お願い致します。
安倍首相、ガンバレ！ 安倍首相、ガンバレ！
安保法制国会通過よかったです！
僕たち、私たちも、今日一日、パワーを全開します
日本ガンバレ！えいえいおー！
尖閣諸島だの中国韓国がどうのこうのという部分は右翼丸出しです。
そして、明らかに政治的に変更しているのは、
「安保法制国会通過良かったです！」
の部分。
もし安保法案反対と授業で教える教諭がいたら、絶対に懲戒処分にかけられるところです。
もちろん、さらには
「安倍首相、ガンバレ！ 安倍首相、ガンバレ！」
これでは安倍晋三記念小学校を作るという話に安倍首相が同意したのも無理もありません。
産経新聞はかつてこう書いています。
『昭恵夫人は昨年（註 ２０１４年のこと）４月、同園の視察と教職員研修のため訪れたとき、鼓笛隊の規律正しいふるまいに感動の声を上げた。さらに、籠池園長から「安倍首相ってどんな人ですか？」と問いかけられた園児らが「日本を守ってくれる人」と答える姿を見て、涙を浮かべ、言葉を詰まらせながらこう話したという。
「ありがとう。（安倍首相に）ちゃんと伝えます。」』
こういう部分に感激して昭恵夫人は新設の小学校の名誉校長を引き受けたのでしょう。
保育所・幼稚園に君が代・日の丸を強制するという方針を、それぞれの所轄官庁である厚労省と文科省が打ち出しましたが、その行く末はこうなるのではないかと憂慮せざるを得ません。
私立幼稚園ですから、公立幼稚園以上のさらに広い教育内容の自由を認められるとしても、ここまで来れば教育基本法違反といっていいでしょう。
よろしかったら大変お手数とは存じますが、上下ともクリックしてくださると大変うれしいです！
人気ブログランキング
「安保法制 国会通過 良かったです！」と元気良く叫ぶ園児たち、愛国幼稚園の驚くべき映像が公開される
先日Buzzap!の記事中でも触れた、愛国幼稚園の運動会で行われた選手宣誓の様子が、映像として公開されました。詳細は以下から。
これがその映像。園児たちが元気いっぱいに何を言っているのか、よくよく聞いてみましょう。
動画を見られない人のために一部を抜粋。「大人の人たちは 日本が他の国々に負けぬよう 尖閣列島・竹島・北方領土を守り 日本を悪者として扱っている中国・韓国が心改め 歴史で嘘を教えないよう お願いいたします」という、一体何のイベントの宣誓なのか、分からなくなってくる内容の後に……
「安倍首相ガンバレ 安倍首相ガンバレ 安保法制 国会通過 良かったです」と続きます。
なお、森友学園問題を追及しているジャーナリスト・菅野完氏が公開した愛国幼稚園での「宣誓」はこんな感じ。5行目からの内容が明らかに浮いていることが分かります。
宣誓
あついあつい夏がすぎて、ぼくたちわたしたちの待ちに待った、平成27年度 秋の大運動会がきました。
先生と、お友達と、一緒になって、おけいこをした、おゆうぎ、音楽、体育、かけっこなど、今日一日、頑張ります。
おじいちゃん、おばあちゃん、おとうさん、おかあさんの前で、褒めていただけるよう、全力をつくします
大人の人たちは、日本が他の国に負けぬよう、尖閣列島・竹島・北方領土を守り、日本を悪者として扱っている、中国、韓国が、心改め、歴史で嘘を教えないよう、お願い致します。
安倍首相、ガンバレ！ 安倍首相、ガンバレ！
安保法制国会通過よかったです！
僕たち、私たちも、今日一日、パワーを全開します
日本ガンバレ！えいえいおー！
子どもたちに指導者を崇拝させるだけにとどまらず、他国と軋轢が生まれていることを教えた上で、指導者が進める政策を称えさせる……そんな教育内容であることがよくわかる、愛国幼稚園の宣誓文。
どうして「愛国」を突き進めれば突き進めるほど、彼らが忌み嫌う国家が自国民に対して行っていることと変わらない、あるいはそれ以上にエキセントリックになってしまうのか、そもそも「愛国」とは何なのかを考えさせられる内容となっています。
それはそうと、幼い頃から他国への悪印象を植え付けられた子どもたちは、一体どのように育ってしまうのでしょうか……？
2015.5.10 11:00 産経新聞
【メガプレミアム】
安倍首相夫人・アッキーも感涙…園児に教育勅語教える“愛国”幼稚園 「卒園後、子供たちが潰される」と小学校も運営へ
論語を習う園児ら（塚本幼稚園幼児教育学園提供）
「教育勅語」や「五箇条の御誓文」の朗唱、伊勢神宮への参拝・宿泊…。大阪市淀川区に超ユニークな教育を園児に施している幼稚園がある。塚本幼稚園幼児教育学園。安倍晋三首相夫人が同園を訪れたとき、園児らのかわいらしくもりりしい姿を見て、感涙にむせんだという。さて、その塚本幼稚園の籠池泰典園長が、小学校運営に乗り出している。現代教育のゆがみをも映し出すその理由とは－。（服部素子）
昭恵夫人「安倍首相に伝えます」
「夫婦相和し、朋友相信じ、恭倹（きょうけん）己を持（じ）し、博愛衆に及ぼし、学を修め、業を習ひ…」。園庭に２～５歳の園児約１５０人の大きな声が響く。
教育勅語（正式には「教育ニ関スル勅語」）は、明治２３（１８９０）年に発布され、第２次世界大戦前の日本政府の教育方針の根幹となった文書。なぜいま、教育勅語なのか。
「子供に学んでほしいことは何か、とつきつめたとき、その答えが明治天皇が国民に語りかけられた教育勅語にあったからです」と籠池泰典園長（６１）の答えは明快だ。
あどけない幼児が大きく口をあけ、難しい言葉を朗唱する姿を初めて見た人は一様に驚き、感動する。安倍首相の昭恵夫人もそのひとりだ。
昭恵夫人は昨年４月、同園の視察と教職員研修のため訪れたとき、鼓笛隊の規律正しいふるまいに感動の声を上げた。さらに、籠池園長から「安倍首相ってどんな人ですか？」と問いかけられた園児らが「日本を守ってくれる人」と答える姿を見て、涙を浮かべ、言葉を詰まらせながらこう話したという。
「ありがとう。（安倍首相に）ちゃんと伝えます。
子供と教師が「なあなあ」でいいのか
同園は昭和２５（１９５０）年の開園。全国初の学校法人立幼稚園だという。
籠池園長の就任は６１年。他の幼稚園関係者との会話の中で、前職の公務員時代に抱いていた思いが頭をもたげてきた。
「教育関係者と接していたとき、教師と教え子の“なあなあ言葉”での会話を聞いたり、教師のジャージー姿を目にしたりするにつけ、違和感を覚えました。根底に幼児期の『徳育』の欠如があるのでは、と感じたんです。園の先生たちと話していて、改めてその思いが強くなったんです」
そんなとき、平成７（１９９５）年１月、阪神大震災が起きた。
「あのときの日本人の行動には、人としての矜持があった。この矜持を育むことこそ教育。それから当園の教育の根幹を１２の徳目に置き、『教育勅語』や『五箇条の御誓文』の朗唱を始めたんです」
１２の徳目とは、親や先祖を大切に▽兄弟姉妹は仲良く▽夫婦はいつも仲睦まじく▽友達はお互いに信じ合い▽自分の言動をつつしみ▽広くすべての人に愛の手を差しのべ▽勉学に励み職業を身につけ▽知識を高め才能を伸ばし▽人格の向上につとめ▽広く世の人々や社会のためにつくし▽規則に従い社会の秩序を守り▽正しい勇気を持って世のため国のためにつくす－－その基となっているのが「教育勅語」なのだという。
また、基礎体力作りとしての剣道、スイミング、ラグビーや、日本の伝統文化を身につけるための将棋、そろばん、論語、書道。また、創造性を養うものとして、鼓笛隊や大正琴、日本太鼓も授業に組み入れた。
せっかく身につけたことが…
籠池園長は現在、大阪府豊中市に私立小学校「瑞穂の國記念小學院」の建設を進めている。開校は平成２８年４月を予定。目指すのは「礼節を尊び、愛国心と誇りを育てる」教育だ。
なぜ小学校運営なのか。籠池園長は説明する。
「集合時にだらだらとしていたり、子供が先生と友だちのようにしゃべったりというのが『普通』になっている小学校に、当園を出た子供たちが入っていくと、自分の根っ子に不安を持ち始めるんです。せっかく、当園で身につけたことが潰される…。それで小学校をつくることにしたんです」
たしかに、記者が小学生だった昭和の時代は、普通の公立の小学校でも登下校時に先生にあいさつするのは当たり前で、わざわざ「あいさつしなさい」と注意された覚えもないし、先生との会話は敬語だった。
新設する小学校は木造２階（一部３階）建て。敷地面積は約８７００平方メートルで、教室にはそれぞれ６・６平方メートルの畳敷きのバルコニーを設ける。江戸時代にあった岡山藩の藩校「閑谷（しずたに）学校」をイメージした講堂１階は、板張りの間と和室があり、修身や茶道などの授業が行われる。
批判や嫌がらせにも揺るがぬ決意
実は、幼稚園運営だけでも苦労は多い。日の丸を掲げ、君が代を斉唱し、皇族が関西に来られると、園児を連れて奉迎に出向く…という教育方針への批判の声は多いという。正面からの批判ならまだともかく、園の玄関に掲げた日章旗を盗まれるといった嫌がらせを受けたことも。
「でも、そういう時代はもう過去になったと思います。古来、日本人は八百万（やおろず）の神を崇め、祀ってきました。子供のころ、よこしまなことを考えると『神様が見てる』という言葉が、常に心を射ました。そういう教育を行う小学校にしたい」
籠池園長は笑顔の中にも決意を込めてこう語った。（１月８日掲載）
◇
産経ニュースが日々お届けするウェブ独自コンテンツの「プレミアム」。今年前半で特に人気のあった記事をセレクトし、【メガプレミアム】として再掲します。改めてお読み頂ければ幸いです。なお人物の年齢や肩書き、呼称などは原則として掲載時のままとなっております。
よろしかったら大変お手数とは存じますが、上下ともクリックしてくださると大変うれしいです！
アクセス
トータル
ランキング
だって産経なんだもん！
アッキーがどうして名誉校長になったのか、よーくわかった。
この連続画像は昨日の夕方みたテレ朝のニュースかな。三人どころか四人もいるよ、恐ろしい。ヒトラーユーゲントならぬシンゾーユーゲントだ。
安保法制の仕組みとか分かりようがない幼児を『とにかく安倍首相が日本を守ってくれるから』と教え込んで絶対正義と
言わせるなんて、オウムや北朝鮮とかと
全く同じだよ。で、何よりも気色悪いのは、幼児（子供）というのは大人から特に『きちんと』ほめてもらえることに弱い生き物という面をついていることですよ！えげつない！！
安倍晋三夫婦（軍国夫婦）に聞きたい。
自分たちのやっていることを誉めたりするときには『中立性』は問わないのか？
安保法制、考え直して！とか幼児たちが
宣誓したら即座に『偏向だ』『中立性』
に反するとわめき散らかすのに。
出鱈目インチキを書いておりません。
たかだか消費税増税嫌だよという街頭インタビューを連続して流しただけで目をむいて岸井さんたちに噛みついたのは安倍晋三内閣総理大臣でしたからね。あの
噛みつき以来、読売新聞と産経で不気味な女の目玉つきの『岸井キャスター』や
っつけろ広告などの流れってことにもなりましたしね。
安倍晋三ならぬ安倍ジョンイル。
習近平ならぬ習晋三。
なんて、ネトウヨチックな皮肉りをあえてやりたくもなりますよ。
アッキーというファーフトレディの極右思想ぶりも産経記事という身内みたいな
メディアのおかけで(笑)よく理解できました。この女、もし、安倍晋三記念小学校でも出来ようものならば次ぎに何を勧め出すか、目に見えている。
神武以来の全天皇陛下の暗唱だろう！
皇国臣民として知育教育も込めた(笑)、
正しい（あくまでもこの軍国夫婦やこの
教育極右団体どもの話であり、だいたいの常識ではこれを『邪な』と言う！）歴史教育なんてそんなレベルだろう。
注）邪なとは『よこしまな』と読む。
安倍晋三やその信奉者の知的水準を鑑みて、一応かなをつけておく。
教育勅語の暗唱よりもそれこそ『読み書き算盤』レベルから学んだ方がよかろうに。そういえば犬に論語ってのもありましたな(笑)。
http://brandnew-s.com/2017/02/19/kimfake/
＞ 福島（注・民進党の福島伸享議員）
「トイレに行く時間が決められていて、それ以外は行かせてもらえない。よって昼のお弁当の時間もお茶を飲むことは禁止されてる。
もし漏らした場合は教員の部屋に行って手を上げて
「私はまだ赤ちゃんであります。申し訳ありません」
と言ってお辞儀して初めて替えのパンツを貸してもらえる。」
pic.twitter.com/VJGtRXiLRJ //
うう・・・ (T_T)
幼い子どもにだって、プライドはあるんだ。
こんな屈辱的なことを言わされて、可哀想。
しかも、微妙に軍隊調。
＞ 手を上げて
＞「私はまだ赤ちゃんであります」
＞ お辞儀する
↓
替えのパンツを貸して貰える
パンツぐらいすんなり貸してやれよ！
まだ3、4歳なんだぞ！
とても教育者とは思えない酷薄さ。
そして 2/25付 東京新聞 特報部に載っている記事、「家庭教育支援法案」。
24日、党内の了承手続きを終え、来月にも国会提出。
時代錯誤の家族観で批判を浴びた「親学」をルーツに持ち、太平洋戦争中の「戦時家庭教育指導要綱」にも重なる。
もし成立を許せば、家族の中の個人の尊厳と男女平等をうたう憲法24条の「改悪」につながりかねない。
安倍の悲願。
地方で条例化が進んでいる。
2013年に熊本で「家庭教育支援条例」を作ったのを皮切りに、岐阜や茨城など8県と、石川県加賀市などが同様の条例を作った。
国有地激安払い下げ事件で安倍の実態が明らかになってきたのは良いけど、まるでモグラ叩きのように問題ある法案を次々と提出してくる。
第二次安倍政権によって壊された日本は、今後本当に取り戻せるのか？！
佐川理財局長のウソ答弁や籠池氏発言と安倍首相答弁の齟齬もで始め、怪しげの花がいよいよ満開の時期来たるか。
それにしても、この教育方針に賛同して引き受けたそうな安倍夫人にも呆れてしまう。いや、だぶん、安倍氏への依頼を時期相応とし、ピンチヒッターとして婦人が引き受けたに違いない臭がプンプンする。
そして、そんなことに金が絡まぬはずがないのも、日本政界の常。
とにかく、安倍が転ければ皆コケるのだから、この際、その他大勢の安倍下僕達の馬鹿さ加減などほっといて、一点突破できないものかな！？、とも願ってしまう。
この問題は土地の不正取引と森友学園そのものの特異性の二つの問題がありますね。話題性という意味では後者が世間の耳目を集めやすく、この学園の存在が切り捨てられるだけでこの問題が終わってしまう危険性があると思うのです。
何と言っても徹底追及すべきは政治家の関与の問題です。宮武さんにもそのあたりのかじ取りをよろしくお願いしたく思います。
勿論今回の記事に書かれている通り、この学園そのものが問題だらけであることには異論ありません。
いやはや、すげえな。
もう狂気の極右教育は取り上げないが、
ゴミの顛末にしても真っ黒黒な疑惑ぶりというか、納得できる人は安倍晋三親衛隊くらいじゃなくなくない？
法律の母とか慎太郎の息子さんとかはっきり言って嫌いな人たちだけど、コメンテーターたちもあきれ果てていて笑ってしまった。
ただ、ここでの他の方のコメントはとても説得力ありで、この極右団体の異様さ
で世間ドン引き、フェイドアウトというのだけは裂けたいところですね。
昨今の政治風潮からしても極右で責めるよりもどす黒い金銭スキャンダルの追及
、安倍晋三を行き詰まらせてキレさせたところで空転国会で締め上げる方がよいかも。
無論、この狂気の極右教育に賛同したり
国会でも持ち上げ発言までやらかした安倍晋三のキャラの怖さを知らしめることも大切だけど。
幼児を洗脳してヒトラーユーゲントばりな宣誓をやらせる、それを宣伝と称してめちゃ高額なDVDにして売り付けるとか
言語道断！説明責任もホッカムリで逃げ出した安倍晋三夫人もウヤムヤにさせてはならない。彼女は騙された、利用されたのではなく主体的に馳せ参じてこの極右教育組織を絶賛したのだ。それは朝日ではなくて(笑)産経新聞の涙の反応話などでも透けて見える。てか、あの音声聞けばダスエンデ、フィナーレよ(笑)。
教育基本法とは教育勅語の完全否定に始まる！
日本国憲法は明治憲法の完全否定から始まる！
この夫婦を軍国夫婦と銘打つのはここに
あり。許すまじ！現行憲法の反逆者が内閣総理大臣夫婦とは(怒)！！
によれば
このような学校教育は戦前、戦中全国で普通に行われていたようです。
「教育勅語」は精神面であり、その実践は文部省による作法教授要綱調査委員会がまとめた昭和国民礼法など多くあったようです。
『
一九四一年三月一日に国民学校令が公布され、その第一条
「「国民学校ハ皇国ノ道ニ則リテ初等普通教育ヲ拖シ国民ノ基礎的錬成ヲ為スヲ以テ目的トス」
著者の注釈「日本軍人のひきしまった態度をごらんなさい。すばらしい起き上がり方ではありませんか。だから『戦えば必ず勝つ』のです。
ニ 国旗揭揚
「国旗に対して注目」の号令で、全校の児童が一せいに目を注ぐ。
静々と昇つて行く国旗に対して「終るまで目を敉さない」ことが大切である。此の間の「よそ見」は許されない。
そこに、日本国民として国旗を仰ぐほんたうの心があるわけです。漬らかな朝の空に全校の者の眼が一つに注がれて、此の日の丸の下に、今日も曰本人としての業ﾜｻを修め心を磨くのだと皙ふ。(一〇六ぺ－ジ)』
三 宮城遥拝
天皇陛下の御前に立たれた厳粛な態度を取って、最敬礼をし、日々新たな心持で、赤誠こもる感謝と覚悟の誓いを申し上げる。
「謹みて、皇室の御栄と国運の発展を御慶び申し上げ、今日も亦先生の教えをよく守り、心身を鍛へて、陛下の御役に立つよい日本人となります」（一〇六－一〇七ページ）
』
安倍夫人が本音で語っています。
「この幼稚園でやっていることは本当に素晴らしいんですけれども、それがこの幼稚園で終わってしまう。ここから普通の公立の学校に行くと、普通の公立の学校の教育を受ける。せっかくここで芯ができたものがまたその学校に入った途端に揺らいでしまう」→もっと美しくするために、森友学園のような素晴らしい教育が公立学校でも．．．だそうです。確かに「日本スゴイ」。