◆ ビジネスパーソンに響く言葉の共通点
同じ商品でもターゲットによって、言葉選びが変わります。
ビジネスパーソンの場合を考えてみましょう。
コピーライターの河本樹美です。
先日の日経夕刊のコラムに、働く人向けにさまざまな食事指南の本が出版されているとありました。
本のタイトルの付け方にふたつの共通した特徴があるそうです。
ビジネスパーソンに響く言葉の2つの共通点
1.強い言葉を使う
最強
世界一
シンプル
超一流
劇的
究極
確かに、ビジネス書のタイトルや広告にも強めの言葉がちりばめられています。
2.権威あるブランドや人物を名前をあげる
シリコンバレー式
世界のエグゼクティブ
世界的なアスリートの名前
なんとなくわかる気がしますが、
実際の食事本のタイトルってどうなんでしょう?
実際の食事本のタイトルってどうなんでしょう?
アマゾンの本を「食事」で検索して強いタイトルを集めてみた
『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』
『医者が教える食事術 最強の教科書
~20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方68』
~20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方68』
『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』
『医師が実践する 超・食事術
~エビデンスのある食習慣のススメ~』
~エビデンスのある食習慣のススメ~』
『ジョコビッチの生まれ変わる食事』
『長友佑都の食事革命』
1,2の共通点が入っています。
結果を出したいビジネスパーソンが選びそうな強いタイトルになっていますね。
今日の朝刊でこんな広告を見つけました。
“スタンフォード式”ってよく見ますね。
強めの言葉の連打です。
チラシのキャッチコピーやブログタイトルの参考にもなりますよ。