最近、自転車のコミックも増えたものです。
弱虫ペダルを始め、かもめ☆チャンス、シャカリキ、odds(オッズ)、ツール、
並木橋通りアオバ自転車店、などなど…。
どれも、楽しい自転車漫画です。
その中で、ちょっと感心したのが、この『のりりん』です。
この漫画、初心者の自転車乗りには、とても良い事が沢山書いてあると思います。
ホント、初めてロードバイクに乗る方なら、一度一読されるのも良いかと思いますね。
第1巻では、ロードバイクの出会いです。
私も8年前は、ずぶのど素人でした。
一番最初に感じた事と言えば、『光、風、音、振動』全てがダイレクトに伝わってきます。
スピードも普通のチャリとは違い、世界が一変したかのように思われたと思います。
これは、皆さんも同じように感じた事でしょうね。
更に、季節の移り変わりやその風景に感動でした。
そして、ロードバイクと言うものに出会って、ホントに聞きたい事が山ほどでした。
どのように扱ったら良いのか?
パンクの修理は?
ビンディングって何?
その他にも、いっぱい疑問点がありましたよ。
第2巻では、ヘルメットの大切さ、ギアの事、それとサイクルジャージの快適さなどが簡単の説明してあります。
初めてのロードバイクにあたっては、これくらいは覚えておきたいものですね。
詳しい内容や、マニアックな面はベテランなショップの方に聞くと良いでしょうね。
第3巻になりますと、自転車の道交法についてが書いてあります。
ただ、2013年の12月から自転車の道交法が追加されて、ここの内容とはちょっと違う点がありますのであしからず。
この点については、後の巻で説明がありますね。
そして、空気抵抗について…。
そんな内容で、空力特性の持ったバイクなどを説明をつけて書いてありますよ。
今更になって、私も興味を持ちました。
第4巻では、ロードパーツのお話。
ロードパーツには、大きく分けて3つの構成に分かれています。
第1は、フレーム。
第2は、コンポーネント。
第3は、その他として、ハンドル、ホイール、サドル等のこと。
そんなことが、初心者にもわかるように書いてあるんですね。
人それぞれ、身長や身体のサイズは色々です。
私もパーツ選びには、本当に苦労させられました。
実際、自分のサイズにあった自転車が、一発では中々出会えません。
少しでも、良い物を買えるように参考にすると良いでしょう。
後は、自転車歴のある先輩や、信頼あるショップでしょうね。
第5巻では、こんなお話も…。
アルコール等、飲んだら自転車に乗ってはいけません。
今更ながらですが、飲酒運転ですね。
そして、いよいよツーリングの楽しさです。
ツーリングは計画的にされたほうが良いですね。
皆さんの力量もありますから、それにあわせての計画も必要です。
ここでも、書いてありますが、『計画(ケイカク)、計算(ケイサン)、怪我(ケガ)、毛虫(ケムシ)』
ケが付くものは、苦手なものが多いですね。
毛虫には、実際酷い目に合いました。
あとは、サングラスの事。
カッコだけじゃない、目を守ると言う重要な装備品です。
第6巻に入りますと、いよいよツーリングでの大事なことなどが書いてあります。
補給の取り方や、気候に応じてのジャージ等の着こなしなど…。
ウィンドブレーカーの素晴らしいたたみ方なども紹介してあります。
私も、これには感心しましたね~。
初心者の方には、普通辛い坂道は設定しませんが、いよいよ初歩のヒルクライムです。
皆さん、この坂道が嫌いで避けてる方も多いと思います。
でも、ここは通らないといけない分野ですね。
第7巻でも、自転車の道交法について詳しく書いてあります。
自転車が、左側通行を守らないといけない理由もね。
ただ、この時点の書いた内容は、2013年12月1日より、自転車の道交法も変わっていますので、ちょっと違う点があります。
お気をつけください。
自転車は、歩道を走る時も車道を走る時も、基本は左側通行です。
そして、皆さんにも覚えのある『立ちゴケ』。
ビンディングとシューズの事も出てきます。
この立ちゴケをしないための注意点なども詳しく書いてありますよ。
最初は、皆さんぎこちないですが、慣れてくると手放せなくなりますね。
第8巻は、坂を上った到達点でのご褒美が。。。
やはり、素晴らしい景色ですよね。
ここでは、獲得標高のことも書かれています。
あと、補給食の食べた後のゴミのポイ捨て。
これは、私の知ってる仲間には、一人もおりません。
自分のゴミは自分で始末してますね。
当たり前のことが書いてありますが、その当たり前のことが出来ない人もおるんでしょうね。
このコミックでは、早くもレースに出ようと言う話になっています。
普通は、早すぎる感じがしますが、それも漫画だからでしょうか?
それでも、ロードの楽しさに慣れてくると、レース等にも参加したくなるものです。
第9巻になりますと、レースの展開などが…。
タイムトライアルのことや、エンデューロのことが書いてあります。
作戦は、色々とありますが、大体の駆け引き等が書かれていて、読んでいても面白いですよ。
その前に、チームジャージを作ったりして…。
これも仲間意識が強まって、楽しいですね。
さて、タイムトライアルのレースとなると、機材も空気抵抗の少ないフレームが出てきてます。
私の、リドレーノアもその一台かな?
これは、私も知らなかったことなんですが…。
サーキット場のレース等では、周回方向が車と同じ場合と、逆の場合があります。
これは、自転車レースのゴールは平坦か上りっていうのが基本ルールだそうです。
下りでスピードの出た状態での集団ゴールなんて、とても危険だからですね。
私も、鈴鹿サーキットのレースを経験していますが、ここで納得とは…。(笑)
第10巻では、エンデューロでのレースの展開が書かれています。
逃げの集団の役割や、ピットに入るタイミングとその補給の仕方。
これは、面白く読ませていただきました。
本当に、ツール・ドを見ているようで、面白いですね。
今回は、初心者と経験者とのエンデューロの勝負。
のりりんのお母さんのアドバイスで勝てる物語になっています。
それでも、これは面白かったですね。
さて、この漫画の中で出てきたTTバイクですが、こんな形のバイクがあるんですね。
私も、ちょっと前に変わったフレームだなぁって思っていたんです。
でも、これにはある役割がありまして…。
このシートステーのないフレームですが、後部の空気抜けが良いためか、このフレームの後ろに付いた選手はドラフティングの効果を得られないそうです。
いやぁ、私もこれにはビックリ。
ドラフティング殺しのフレームがあるなんてね~。
自分の仲間内でのTTレースでは、交代が不可能になるため適しませんが、ちょっとした小細工には使えそうです。
この漫画は、まだまだ続きます。
久しぶりに、楽しく読ませていただきましたよ。
初めてのロードバイクに乗る方には、とても良いバイブルと思いました。
是非、皆さんの中にも、ロードを始めましたって方はご一読くださいな。
『自転車は、乗った分だけ速くなる~』
これも、名言ですね
走行距離 42.3km(ローラー台)
ラン 11.5km
今回の漫画もとても面白そうで、しかもロードの基本から
マナーまで学べるようですね
目にする機会があったらですね~爆
だって、hiroさんの説明で理解できますから・・(苦笑)
自転車は、乗った分だけ速くなる 御意!
なんで漫画にまで詳しいの??
僕はお恥ずかしい話、漫画に疎くて・・
娘に聞いて読んでみましょうかね~
漫画というものは、自分に出来ない世界でもあるように思います。
勿論、そんなヒーローになんてなれないですね。
弱虫ペダルのような漫画と違って、この漫画凄く良い漫画と思いました。
特に、車が自転車に対する思い。
また、自転車から車に対する思いなど…。
これらは、今でもお互いに理解して貰えない部分があります。
僕たちが、こののりりん見たいな自転車乗りでいたいという事。
そんなお手本で、正しい乗り方を学べればと思いました。
車のドライバーにも、わかって貰えるような自転車乗りにね~。
この漫画、良かったらお貸ししますよ。
『自転車は、乗った分だけ速くなる』、名言でしょ~。(笑)
あはは、漫画は昔から好きなんですよ。
手塚治虫氏の鉄腕アトムは小さいころから読んでいました。
この鉄腕アトムの世界が、現在の姿…。
こんな未知なる世界が、現在のそのままの姿って凄いでしょ。
そのうち、本当にものを考えるロボットが出来ますよ。
手塚治虫氏って、凄い漫画家だと思います。
ysphotosさんにも書いたように、のりりんの漫画は自転車乗りには素晴らしい本だとおもいます。
宜しかったら、この漫画お貸ししますよ。
面白そうですね。
自転車再デビューに向けて読むべきか!(笑)
こちらも、他の自転車漫画と違って、変わった面白さがありますよ。
お時間あるときに是非
あっ、ケの付く苦手なもの…。
怪我がありますね。
僕も、絶対にしたくないですぅ。