こんにちは! 廣田信子です。
複数の管理会社の見積り合わせでは、
実際に、この金額では、積算上赤字じゃないかな…
と思う金額で見積りを入れてくる管理会社もあります。
その管理会社が管理する同規模の他マンションより
格段に安い金額です。
今年度の受託戸数の目標数値を達成するために、
どうしてもそのマンションの管理を取りたいと、
破格の価格で出してくることもあるのです。
以前に、
管理会社の積算金額の最低限度額ってあるはずで、
それを下回る金額で見積りを出すには、
どんな社内手続きがいるの?
と管理会社の方に聞いたことがあります。
それは、やっぱり、稟議書で、
いかにこのマンションの管理を取ることが営業戦略上重要か…
当社を信頼して理事たちは当社に任せたいと思っているので
ぜひ取りたい…とか、
近々、大規模修繕工事を控えていて、
責任施工で当社に任せたいという意向が強い…とか
一生懸命、作文するんですよ~と。
担当者も人間ですし、組織の一員です。
もし、今の管理会社を替えたくないけど
減額をしてもらいたいと思ったら、
疑いの目を持って、細かいところをつついて、
回答しようがない質問で担当者を疲れさせるより、
おたくの管理会社にこれからも任せたいから、
減額に協力してもらいたい…と素直に伝えて、
担当者に、
この管理組合は当社を大変信頼してくれているので、
他社の見積りを取るようなことをする前に、
減額に協力することが、当社としても得策だと、
一生懸命、稟議書を書いてもらえるような関係を
つくった方が早いんじゃないかと、
私は思ってしまいます。
それでも、どこまでも疑いの目を持って、
同じことを言い続けますか?
それって何のためですか?
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