減額すべきという稟議を書くのはどんなとき? | 廣田信子のブログ

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マンションコミュニティ研究会、MSC㈱代表廣田信子より
日々のマンション生活やお仕事に、また人生にちょっとプラスになるストーリーをお届けしています。
一人ひとりが自分らしく活躍しながら、力を合わせることで豊かに暮らす、新しいコミュニティ型社会を目指して・・・

こんにちは! 廣田信子です。

 

複数の管理会社の見積り合わせでは、

実際に、この金額では、積算上赤字じゃないかな…

と思う金額で見積りを入れてくる管理会社もあります。

 

その管理会社が管理する同規模の他マンションより

格段に安い金額です。

 

今年度の受託戸数の目標数値を達成するために、

どうしてもそのマンションの管理を取りたいと、

破格の価格で出してくることもあるのです。

 

以前に、

管理会社の積算金額の最低限度額ってあるはずで、

それを下回る金額で見積りを出すには、

どんな社内手続きがいるの?

 

と管理会社の方に聞いたことがあります。

 

それは、やっぱり、稟議書で、

いかにこのマンションの管理を取ることが営業戦略上重要か…

とか、

 

当社を信頼して理事たちは当社に任せたいと思っているので

ぜひ取りたい…とか、

 

近々、大規模修繕工事を控えていて、

責任施工で当社に任せたいという意向が強い…とか

 

一生懸命、作文するんですよ~と。

 

担当者も人間ですし、組織の一員です。

 

もし、今の管理会社を替えたくないけど

減額をしてもらいたいと思ったら、

 

疑いの目を持って、細かいところをつついて、

回答しようがない質問で担当者を疲れさせるより、

 

おたくの管理会社にこれからも任せたいから、

減額に協力してもらいたい…と素直に伝えて、

 

担当者に、

この管理組合は当社を大変信頼してくれているので、

他社の見積りを取るようなことをする前に、

減額に協力することが、当社としても得策だと、

 

一生懸命、稟議書を書いてもらえるような関係を

つくった方が早いんじゃないかと、

私は思ってしまいます。

 

それでも、どこまでも疑いの目を持って、

同じことを言い続けますか?

 

それって何のためですか?

 

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