2018年度NHK大河ドラマ『西郷(せご)どん』第七話「背中の母」が2018年2月18日放送された。
原作・林真理子 脚本・中園ミホ 主演・鈴木亮平(西郷吉之助役)
嘉永五年(1853年)に西郷吉之助(のちの隆盛・鈴木亮平役)の祖父・西郷龍右衛門(大村崑役)が死んだ。悲しみに暮れる西郷家だったが、じいさまの病(労咳・肺結核)をもらった吉之助の母親・満佐(松坂慶子)も死にそうな重病だった。だが、満佐は気丈に元気に振る舞う。満佐の病気のことを父親の西郷吉兵衛(風間杜夫役)から聞かされた吉之助は嫁をもらうことを承諾する。
時代はメリケン(アメリカ合衆国)の黒船のペリーが来航する時代である。
島津斉彬(渡辺謙役)は於一(のちの篤姫・北川景子役)を江戸の徳川家定(又吉直樹)に嫁がせる算段をしていた。吉之助は嫁・須賀(橋本愛役)をもらう。能面のように笑わないおなごだった。そんな中、なんと祖父の死からたった数ヶ月後に吉兵衛まで死んでしまう。母も寝たきりとなった。
母親は最期に吉之助におぶってもらい桜島を眺める。「最期にでん……赤子の小吉と旦那さあと見た桜島がもう一度みられてよかもした」吉之助の背中で母は死ぬ。
「母上!こたえてくれしゃい!母上……??!」
吉之助はこうして愛するひとたちをいっぺんに失った。
西郷どん、まだまだ!!きばれ!!次回は第八回「不吉な嫁」。西郷どん、きばれ!!!続く。