【2018年度NHK大河ドラマ『西郷(せご)どん』】2018年2月25日に第八話「不吉な嫁」が放送された。原作・林真理子 脚本・中園ミホ 主演・鈴木亮平(西郷吉之助のちの隆盛役)
安政五年(一八五三年)、いよいよメリケン(アメリカ合衆国)のペリー提督らが黒船で来航する。
西郷吉之助(鈴木亮平役)の最初の嫁・須賀(橋本愛役)が嫁に来て、祖父の次に吉之助の父親の吉兵衛(風間杜夫役)や母親の満佐(松坂慶子役)まで死んでしまい須賀は「うちは不吉な嫁じゃ」と落ち込む。しかし、吉之助は「おはんは不吉な嫁なんかじゃなか。須賀どんは不吉な嫁じゃなかぞ」と優しい。島津の大殿・斉彬(渡辺謙役)にこわれて吉之助は江戸にいくことになるが須賀が反対する。
それは江戸随行には三十両ものお金が必要だからであった。だが、指宿の篤姫(北川景子役)の身辺警護にいく吉之助の留守中に、大久保正助(一蔵のちの利通・瑛太役)らや郷中のみんながお金を出し合い、二十両集める。「吉之助どん!お金は用意できたでぇ、こいで江戸に行ってくんしゃい!」
貧乏が嫌で実家に逃げ帰ったという最初の妻・須賀は手切れ金のために涙を呑んで吉之助に別れをいったのだった。吉之助は須賀の”優しさ”に感謝する。こうして英雄は江戸に旅立つ。
次回は第九回「江戸のヒー様」。西郷どん!まだまだ!!きばれ!!チェスト!きばりんしゃい!!