使用磁石紹介 | ★ドール用革靴作家★ ishikraft (イシクラフト) 

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上質仕上げの革靴であの子の足元飾ります。

おはようございます。

昨日はたくさんのコメントをいただき大変ありがとうございました。

引き続き作成に励みたいと思います。

ドール用革靴作家ishikraft(イシクラフト)です。


最近私の作る靴には、より多くのポーズが取れるように磁石を入れてあります。

本日はこの磁石のご紹介です。



以前にも一度使用磁石のご紹介したことがございます。

その時の記事へ

当時は数種類の磁石を使用していましたが、現在は上の写真の2種類です。

両方とも磁石の中でも強力なネオジム磁石を使用しています。


左の大きい方がオビツ11、ピコニーモDに使っているものです。

吸着力 460g
表面磁束密度 3330ガウス 



続いて右側の磁石がフォーチュンワンダフレンドで使用しているものです。

吸着力 190g
表面磁束密度 2340ガウス 


(注)よく耳にするガウスとは表面磁束密度のことで永久磁石の表面における単位面積あたりの磁力線の数だそうです。
   こちらは磁石のHPで説明を拝見しました。なかなか難しいですがガウスの値が大きくなればより強力な磁石と言えますね。


オビツ11、ピコDの靴には両方に、フォーチュンワンダ用では片方の靴に入れてあります。

ここで気になるのがこれらの磁石でどれくらいの威力を発揮するかということです。

試しに我が家のフォーチュンワンダの体重測定をしてみました。

服を着た状態(靴は履いていません)で4.2gでした。

フォーチュンワンダで使用している磁石の吸着力が190gですので有り余るパワー!!に見えます。

しかし有り余るというほどではないのです。

その理由はまず磁石は靴底に埋め込んであるので、磁石の表面に革が一枚かんでいます。

これで少し吸着力が落ちますね。

そしてポーズによっても変わります。

極端な例でいえは壁に直角につけようとすると落っこちてしまします。(地面に対して並行の場合です)

でも片足立ちでの前傾、後傾姿勢であれば大丈夫です。

この様に一概に吸着力の数値だけではわからないのですね。

とはいうもの磁石なしよりもより多くのポーズはとることができます。

ポーズの幅が広がるとなかなか面白い写真が撮れたりします。

今後も磁石入りの靴を増やしていきたいと思います。


ちなみに我が家のオビツ11さんは59.4gでした。

頭がとても重いので少々体重が重くなっております。

我が家のオビツ11さんは女性ですので測定時の写真は控えせていただいております