八月の心理学検定受験のため、放送大学で本を借りて、ボチボチと勉強しています。


1971年のスタンフォード大学での模擬監獄実験のことも書かれていました。

「ジンバルドーは後年、この実験を振り返り、状況によってごく普通の善良な市民が悪魔のような存在に変化してしまう現象をルシファー・エフェクト(直訳すれば悪魔効果)と呼んでいる」そうです。


家庭裁判所に関わっていると、あの特殊な世界でのあからさまな嘘にウンザリさせられますが、嘘の申立書で家庭の問題を炎上させるトラブルメーカー弁護士はもちろん、裁判官も調査官も調停委員も嘘をつくことに躊躇はありません。


一般の社会なら、相手をだました時点で契約破棄になるでしょうし、すべての経済行為が成立しなくなるし、詐欺や泥棒として犯罪者扱いされるでしょう。


それに比べて、あの社会は、嘘を指摘されると「そんなこと言ってません」と五分前の発言を否定して、言い逃れします。

一般社会なら、そこで信頼が崩れて、即座に人間関係が破たんします。

嘘をついても許されるという考えは、大人になりきれない子供の甘えでしかありません。


あの社会の堂々たる嘘のつきっぷりを見ていると、国民の税金で運営されているにも関わらず、司法の独立で守られて、国会はもちろん、地方議会の目も入らず、もちろん、家事審判は国民の目にも触れず、完全に社会から孤絶した社会で、非常識さや異常性がブクブクと毒のあぶくを立てながら醸成されていった結果なんだろうなと推察いたします。

たぶん、調停委員のオッサンもあの場を離れれば、普通の善良な市民に戻るのかもしれません。

あの特殊な組織の中では、目的遂行のために、母親に有利に!子供は母親に!父親による養育費は高額に!がモットーなのかもしらんけど、一方の言い分は鵜呑みに、一方には多大な負担を、そして幼児にの基本的人権は堂々と踏みにじり、異常街道を猛進していくようです。


閉じた社会で、異常性が増長していく。

これって、まさにルシファー・エフェクトでは?


刑事裁判で犯罪者の発想に触れて、自らも狂っていくのでしょうか。


「嘘をついても、裁判所が認めれば、法律の正義です」

住居侵入傷害器物損壊弁護士会副会長の言葉が、今も記憶に焼きついています。

一般社会では異常な発想ですが、きっと司法の中では真実なんでしょうね。



人気ブログランキング


にほんブログ村
いつも応援いただき、誠にありがとうございます<(_ _)>