ラオスは交通費が高い
ラオスではトゥクトゥクの料金が高く,タイと比べてしまうためにどうしても料金に納得できない事が多々ありました。特に短距離にも拘わらず高い料金を取られるのでバイクや自転車を借りたくない人に取ってはビェンチャンは旅行者に不便な街でした。
料金交渉でもめる事も多く,正直ビェンチャンでトゥクトゥクはできるならあまり乗りたくない交通手段です。
特に空港からの交通は,空港から外に出て流しのトゥクトゥクを拾えると少しは安く行く事ができますが,空港からは7ドルから始まる空港タクシーしかなく,選択肢があまりなく仕方なく乗る場合が多々ありました。
今回空港シャトルバスができたことでビェンチャンは格段に便利になりました。
街の進化に合わせて必然的に必要になる。
今後,ワールドトレードセンターなどがオープンすれば街の公共交通機関が必要になるのは必須です。中国市場商品の見本市としてビェンチャンは東南アジアルートの交差点になっています。空港から市内まで交通が不便だったら行きにくいという理由もあると思われます。
■バスのプロジェクトはJICAの支援
バスのプロジェクトはいろいろな所が協賛して行っているようですが,JICAの協賛によって日本の中古バスが使われています。中古バスは京都から来ているようです。
パイロットプロジェクトなので終了する可能性もあり
今回のバス路線はパイロットプロジェクトと明記されていたので❝社会実験❞として始めている模様です。もしかしたらトゥクトゥクや空港タクシー業界の反対にあっているのかもしれません。
バンビェンで中国カジノが建設予定
少し話はそれますが,現在ルアンパパーンの次に人気のバンビエンでは元空港の空地に中国資本のカジノが建設予定です。ラオスはますます中国化が進んでいるのが感じられます。ビェンチャンからバンビエンへの道路も舗装しているのは中国語での表記がある建設業者が多く見受けられます。
ラオスは東南アジアのハブとしてビェンチャンは商品展示会場,娯楽はバンビエン,歴史的な観光はルアンパパーンと別れていきそうです。また,中国からルアンパパーンの鉄道建設も始まったので中国への鉱石の輸出,中国からの輸入品は鉄道完成後にさらに増加するでしょう。
経済,娯楽,インフラはほとんど中国に占められていると感じるラオスです。
空港から市内までは一律15000キップ(≒190円)
タラットサオモールからコンベンションセンターへのバス
空港からの路線だけではなく,コンベンションセンターITECC(展示会場)への路線もあるようです。